朝は草刈
2007/07/22 (日)

hare.gif 朝は6時からこの地区のお宮の草刈。鎌をもって全員集合。約1時間ほどかかって作業終了。帰り際、近所の人から声をかけられる。ネットが切れたってねえ。え?もう知ってるの?
結構みんな何をやっているのか気になって見ているのだ。そうなんです、大変なんです。としか答えられない私。素人の私が農作業などするのは、昔から農業やっている人から見ると、危なっかしいやら、あきれるやら、きっと面白く観察しているのかもしれない。見るに見かねて、いろいろアドバイスもしてくれる。ありがたいことだけれど、試行錯誤しながら結局は自分でやるしかない。
今日は小岩井さんが手伝いにきてくれたので、少しは膝の曲げる回数が減る。
吟がちょっとしたすきに逃亡。追いかける私を尻目にすたすた駅をすぎていってしまう。ぶかぶかの長靴では走れない。人間が叫びながら追いかけていく姿は、きっと誰かがみたら無様で笑ってしまうだろう。車に引かれたらどうしようなどという人間の心配などどこ吹く風。河をわたって、電車の線路まで入り込む。「吟、帰っておいで」と叫ぶ私の声は、とどいているはずなのに。草刈りに行くので、おいてけぼりを食わされた腹いせなのか、すたすた逃げる一方。こっちは体力の限界、と思ったところに電車が来た。レールの間に座り込んだ吟。系的を鳴らす電車。必死で叫ぶ私。なんだかテレビのドラマのようだけれど、電車が減速してくれたおかげでひかれずにすんだ。やっと吟はレールからどいたけれど、あいかわらず私の100メートルほど前をすたこら。
やっと、やっと、追いついたときには、こちらは冷や汗と走った汗で、思わずへたりこんでしまった。あとはぶつぶつ犬を叱りながら首輪をもって、帰る。すくなくも2キロぐらいは離れたところに来たようだ。
畑に戻ってしっかりロープに縛って、作業をする。
東側のハウスのほうは早くにネットがはれていたけれど、見るとムクドリが2羽入り込んでいる。外側には仲間がいて呼んでいる。中の二羽は必死に飛びまわって逃げる。追いかけているうちに、体力が落ちてきてまるでこうもりのようにネットに足をかけてぶら下がっている。低空飛行したところをサンバイザーで叩き落とす。地面に落下した鳥を捕まえて、ネットの外へ。2羽とも捕まえた。一石二鳥じゃなかった、必死においかけてやっと捕まえた。
今日はいろいろあったけれど、終了は4キロ以上。

 
吟と醸のブルーベリー畑
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