今日は暑い一日になった。朝は資源ごみの当番で6時半から作業。8時20分にバス２台受け入れ。その後やっと収穫作業を始める。暑い。いつもの6時ごろの気温と違って蒸し暑い。いよいよ夏も本番か。梅雨明け宣言はまだでない。連日地震のニュースばかり。
摘み取り作業も今がピークか。ブルークロップも最後のがんばりでよくとれる。ブルーヘブン、ブリジッタはほぼ終わり。チャンドラーが最盛期を迎えている。エリオット、レイトブルーなどの最晩生も色づいて収穫できるようになった。でも、エリオットに黄金虫がついて、実も食べられている。あいかわらず鳥の被害も大きい。
が、今日こそネットが張れる予定だ。
業者さんがいよいよネットを張るという。風が強い。結んだ紐をほどけば、かんたんに広がるから、今日一日で完成するという。やっと、やっと、もずやムクドリにおさらばできる。
暑い中でコガネムシと、鳥と戦いながら、収穫作業。痛い膝を折り曲げたり伸ばしたりしながら、それでもざるがいっぱいになっていくのは楽しい。保冷箱に蓄冷剤をいれて、そこへざっとあけるようにする。実が温まると持ちが悪い。結果的には４キロを越える収穫。ワーイ！
収穫を喜ぶのは早かった。
ネットを張る作業をしている業者が、「アッ、切れた」の声。ひたすら実を摘み取っている私。何が起こったか、信じられないことが・・・網の張り方が悪かったのか、網自体が悪いのか、ネットがかなり穴が開くような裂け方をしている。どうするんだ、これではトリが入ってきてしまうじゃないの。
どうやらちょっとネットの位置をずらすために引っ張ったのがよくなかったらしい。切れたネットをみて、業者は今までいろいろなネットを張ったが、こんなのは見たことがないという。「こんなものはだめだ、そっちをおろせ、ひっかかったら切っちまえ、切っちまえ」
なんだか乱暴な言葉が飛び交っている。ネットを張るのに切ってしまったら張るものも張れない。どうやら頭が切れてしまったらしい。ネットに八つ当たりしても仕方ないのに。さっきまで話をしていたときは、ネットの張り方としまい方を懇切丁寧におしえてくれて、摘み取りも手伝ってくれたけれど、きっとよほど悔しい思いをしているのか。
早速請け負い業者とネットのメーカーに連絡をとっている。私はひたすらブルーベリーを摘む。まだまだ半分以上残っているのだから。摘みながら、どうなるのか頭の中がくらくらする。
ネットはインターネットで調べて、とてもよさそうだったので山梨の望月さんに頼んで、ずいぶん早くに届いていたものだ。ネットを張るには特殊な技術がいるわけではないと思うのだけれど、請負業者がきちんとネットの特性を伝えていなかったのか・・・
それにしても便利な世の中になった。畑にいても携帯電話でだれとでも話しができる。結局請け負い業者のみよしさんもやってきて、メーカーとも話して、最終的にはネットの編みなおしをするという。え？　ってことは、まだネットが張れない。
まさかこんなことになるとは、思ってもいなかった。ひたすらブルーベリーをつんで、摘み終わると午後は昨日できなかった事務ワークを片付ける。
今日は土曜日。編みなおすにして月曜日から３日かかるという。？？？ああ、ブルーベリーはどうなるのやら。