今日はからりと晴れ上がって、いい天気となった。朝早くのバスのお客さんを案内して、ふと見ると道祖神の色が惨めに剥がれている。昨日は雨降りだったし、いたずらをする観光客などいるわけないし、夜中に誰かが悪さをしたのかと、いやな気持ちになった。一応町会長に報告使用電話したら、道祖神のところに出てきてといわれる。なんだろな、っとおもって行くと、今までがあまりに派手にポスターカラーをぬりすぎているので、本来の石の姿に戻そうということで、町会が色を剥いだとのこと。やっと、安心。不埒なやつの仕業でなくで、よかった。
ついでに絵の具落としを手伝うことに。結構分厚くなっていて、なかなか取れない。ペンキはがしのスプレーをかけると、すこしづつ浮き上がって膜状にはがれていく。力と根気がいる作業で、大人が５，６人かかって２時間たってもなかなか取れない。それでも少しはがれてくると、たらこ唇だった男性の道祖神はなかなかの美男子になってきたし、女性のほうはずいぶんおたふく顔だったのが、すっきり美人になってきた。衣の流れるような繊細な線も現れてきた。
最後は石屋さんがサンドブラーストして、すっかりきれいになった。
一日お客さんでにぎわったが、夕方からブルーベリー畑へ。心配したとおり、なんか霜にやられたような、色の変わった花がある。小さな木の花芽をおとしながら、ついでに剪定もする。8列までやったところで夕闇で引き上げる。