畑仕事をするからには、覚悟の上だけれど、今朝は７時から水やり。昨日いれた水がやっと半分ぐらいの列まできていた。仕方なく入り口の西側の列から樹に水をかける。アグリシートが水で持ち上がっているので、長靴で踏みつけて、そこに溜まった水をひしゃくで汲んで樹にかける。３列目まできたら、ついに出ましたよ。細長くて茶色の蛇さんが。１メートルぐらいあったか、思わず悲鳴をあげて飛びのいたわたしに、ヘビは振り向くように首をまわしてこちらを睨んだ。きっといい気持ちで寝ていたところを邪魔されたのかもしれない。尻尾の先をまるでがらがら蛇みたいに震わせている。ちょっと尻尾を振ってる犬の動きにも似ている。あっちへいけと、必死で水をかけると、すんなりまた水の中へ、アグリシートの下へもぐって行った。
怖いやら、冷や汗が出るやら、でもまだ３列しか水やってないし・・・仕方なくもう水の中に足を入れないようにして、大きな音をたててもうこれ以上変なものがでてこないようにしながら、水をやる。６列ぐらいで、またもやでてきそうな幻想にとらわれて、引き上げる。
太陽がじりじり照りつける。梅雨明けだ。