カー子だとばかり思っていたのが、羽毛が茶色になってきた。四六時中チュンチュンないている。これはもうスズメの子でしかない。つばねは何とお人よし？なのだろう。ここまでそだててくれて、自分の卵や雛はどうしたのだろう。あいかわらず巣にうずくまっているところを見ると、まだ孵化してないらしい。孵化しそうなところへ、私が余計な雛を居候させて餌やりに忙しがっている間に、ツバメの子は孵化できずにもしかして死んでしまった？　としたら、何と罪なことをしてしまったのだろう。
スズメのすず子は片足が不自由ながら、食欲は旺盛だ。スズメとわかってから、小麦粉を水で溶いて食べさせることにした。あとは何か虫をとってこよう。