カラスの子
2006/05/25 (木)

hare.gif 松の樹にカラスの巣があるのを発見。位置関係からいって桜の樹の下に雛が落ちる可能性あり。ということは、あれはやっぱりツバメじゃなくて、カラスの子だったのだ。というわけで、ツバメの巣に居候させておいた雛をまた取り出す。ずいぶん大きく育って、毛も黒くなって、立派な羽までできかけている。
ツバメにはいい迷惑だったと思うが、せっせと餌を運んでここまで育ててくれた。それはいいけれど、この後はとても人間の手では育てられないし、かといってほうってもおけないし・・・
仕方なくティッシュで寝床を作り、柏餅のはいっていたパックを巣がわりにする。餌は、親鳥が自分でたべた虫を吐き戻して与えていたから、流動食ということになる。黄色いくちばしをありったけ開いて、餌をねだるので、仕方なく冷蔵庫をのぞくとコーヒーゼリーに生クリームがのっかっている。爪楊枝に生クリームをつけて口に入れてやると上手に食べた。
岡君が蟻んこの卵を取ってきたので、生クリームで和えて食べさせる。ちょっとこちらは食欲をなくしてしまったが、雛は旺盛な食欲で飽くことなく口を開く。ひよひよ鳴きながら、いつまで生きているのやら。拾った命だからできるだけ世話してやりたいけれど、ちょっと人間の手では無理だろうな。

 
吟と醸のブルーベリー畑
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