気持ちよく晴れて、早朝からカッコウがかしましい。犬に顔をなめられて、早く起きろと催促された。はりきって畑へ。今日はそろそろ２巡目ぐらいか、２列分花を摘む。摘んだ後から摘みわすれたり、小さい蕾の花がまた咲いている。摘んだときに葉の芽をいためたのか、元気がない枝や、いじけた葉がでていたり、ちょっと摘むのにもタイミングと摘み方に問題あり。
蓑虫がいくつか枝にぶらさがっているのを発見。５つぐらい取る。畑からの帰りに犬がチリンコを発見。巣から落ちたのか、まだ毛もはえていないような裸の雛がアスファルトに落ちていた。吟が鼻でつつくと、まだ動いている。かわいそうだが、あと数時間の命か。拾い上げて手に包むと、意外に元気に手足を動かす。
しばらく温めていてやると、冷たかった体に体温が戻ってきた。２０分ぐらいすると、ヒヨヒヨか細い声で鳴きだした。まさかこんな未熟児をとても育てられない。ツバメは相変わらず2羽で交替で巣を守っている。中から雛の声がする。ここでももう雛がかえっていたんだ。拾った雛は、はたしてどのツバメの子なのか、あるいはツバメ意外の子なのかわからないが、親鳥の留守を狙って、ツバメの巣に居候させてやった。
親鳥が帰ってきた。突然雛の数が増えているのに、気がついただろうか。何事もなかったように、雛に餌を与えたり温めてやっている。そのまま大きくなるまで面倒みてくれるといいけれど。