2005/12/28 (水)
肥料が足りなくて遣り残していた1列に、寒肥をやる。昼間の日の照っている間にやったが、ちょっとチップを掘り起こせば、下はほとんど凍土。ここはツンドラ地帯かと思うほど、今年の冷え込みは厳しい。こんな冷たい土の中で、ブルーベリーの根はいったい生きていかれるのだろうか。雪といってもせいぜい3,4センチしかふっていないから、水分補給は十分とはいえない。かといって水をやったらそのまま氷になりそうだ。教科書には冬も3日に1度水をやるように書いてあるが、それはこんな内陸気候の零下11度などという土地にはあてはまらないと思う。だから、冬は自然に気候にまかせるままにして、あとはブルーベリーの生命力に頼ることにした。 留守番させておいたのに、醸が畑まで出張ってきた。私の行方を追ってきたのだろう。ストーブの前でねころんでいるだけの毎日なのに、一番遠い列までのそのそ一人でやってきてくれた。うれしくなって、寒さもふきとんだ。 肥料をやり終えて、今年の畑仕事の納めとした。どうか来年は立派に木が育って、たくさん実もつけてくれまうように。
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