土がほぐれたところで、そこへピートモスを撒く。酸性土壌に育つブルーベリーにはかかせないピートモスだが、カナダ産の大袋は一人ではとても持ち上がらないほどぎっしり詰まっている。宮崎君がえんやこらと軽トラックにのせて運ぶ。ピートモスを撒くとなると、さすがにもう後戻りできない。稲作に戻ることも、他人に貸すこともできなくなるので、さあ、しっかり覚悟を決めて、ブルーベリーを植えようと思う。