2006/07/20 (木)
今週に入って大阪はずっと雨。おかげで日曜から5連休・・・。 暇ですなぁ。土建屋の古い先輩達は土方を殺すにゃ槍はいらない、雨さえあれば十分だ!と言ってたような。 久々の長雨で畑の畝間は水浸しで仕方なく収獲に行くとまるで川の中を歩いてる気分に・・。ま、こればっかりはどうしよもないので天気にまかせるしかないんだけど。 それとあまりに暇なのとスイカが有り余っているので収獲適期の確実な判別方法がないかと試してみた。一般的に @着果節の巻きひげが枯れた頃 A着果節の葉が枯れた頃 B叩いて濁音(重い音)がする頃 C実の尻部のへこみ D農園日記の大先輩のぶなさんから教えて頂いたサイトの尻部のひび割れ など色々あるけど今年30個以上収獲しての感想は @巻きひげの枯れ これではまだ甘味がほとんどなかった A葉の枯れ ひげよりは信憑性があるが株の状態にも大きく左右される B叩いて濁音がする これはうちでは正反対のような??理屈から言えば熟してくると種のまわりに空洞ができ透き間が出来る分、音が軽く響くようになるような 例えば空洞のない金属を叩いても鈍く反響もしない音だけど楽器のように逆に中に微妙にでも空洞があれば音は軽く聞こえ反響すると思うのだけど。ただ空洞果の場合おもいっきり軽い音ですが・・。 C尻部のへこみ 大玉にかぎり(小玉、タヒチは余り変化ないような)尻部のへこみがないのは収獲するには早すぎ ある程度の参考にはなる D尻部のひびわれ 今日自分が完熟だと思うのと(ひびわれ小さい、7mm程度)まだ早いと思うもの(ひびわれ大きい1・5センチ)がちょうどあったので試してみたが両者確かに赤く色づいてるものの、MY音判定のひびわれが小さい物のほうが格段に甘かった。結果から言えば収獲の目安として信憑性のあるのは尻部のへこみ、ひび割れ、音が判定材料になるかと。 巻きひげや着果節の葉の枯れこみはほとんど判断材料にならなかった。こんな結果だったので知り合いの農家の友人に聞いてみたら完璧に判断するのは糖度計などを使わない限り無理との事でした・・。また収獲時期の目安に今まであげた5点は判断方法としては有効だけど糖度の判定には使えないそうです。 要は熟期であっても土壌水分や生育状況などに大きく左右され過熟となり破裂寸前の実でさえ糖度が十分乗らないこともあるとの事で。素人作りで糖度計(しかもレーザー?とか果汁を出さなくても判定できる高級な機械)などの判断材料がない場合堅実なのは過熟の一歩手前の実を収獲すればいいらしいのですが結局は慣れる事が大事だとか。 まぁ感想としてはわかったようなわからんような・・・。 画像1 無駄に余ってる?ので尻部のひび割れ比較をしてみた ひび割れの大きいほうでひびの大きさ1.5センチ 画像2 果実の色具合 写真を並べて撮る筈だったのにご近所さんがちょうどきてしまったのでひび割れの小さいほうをあげてしまった。両者とも食べれるのは間違いない。ちなみに音で甘いと睨んだひび割れの小さい(ひび割れ7mmほど)ほうが格段に甘かった。。。うーん奥が深い。。
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