米農家の将来とは・・・
2007/08/10 (金)

一昨日、農協による米の減減栽培説明会があったが・・・・・やはり今後に繋がる希望のある説明会ではなかった、農協の姿勢はあくまで売り切ってしまいたい、と言う方向性でしかなく、積極的な企画性の有る生産的提案(プライベ−トブランド米の共同企画、特定機能米の作付け、コンビニおにぎり米企画や食味値での販売など・・・・・良い農協はとっくに始めている)ではなかった。全国的に有機が流行っているからお願いしますということだけとは・・・・・・何故地域性を生かした生産(作付け)計画を提示できないのか???早場米が収獲され新米が流通しているのに、佐渡米は10%以上が売れ残っているとは・・・販売努力は・・・・・・・来年から米の支払いも10,000円/60キロくらいになるであろう・・・・・・・仮払い金から概算金方式への変更とは、全農は手数料をピンハネして米卸会社に投げる、農協は全農に投げるでは・・・・・今後は米卸会社と農家との直接契約化が一番理想的かな・・・・・・やはり数年後には8,000〜10,000円/60キロが価格帯の中心となってきそうですな。減減の説明でも、今まで使ってきた肥料は何故悪いのかという質問をしたら、硝酸性窒素が健康に悪いとの説明・・・・・・呆れてしまった。確かにEUには基準値があるが,大阪大学のホ−レン草の調査では有機JAS表示のものが7,600PPM、一般の生産組合の出荷品が4,800PPM、朝市のホ−レン草が1,600PPMの調査結果も有る。説明会をする場合、佐渡島内の展示圃で有機栽培、エコファ−マ−、減減栽培、慣行栽培などの各硝酸性窒素の残留数字を示して、肥培設計を指導、説明した方がいい・・・・・・こんな基本的な事が何故出来ないのか・・・・・・情けない。パンフレットも問題な箇所がいっぱい。どうせ説明会をするのであれば、残留カドミウムやホルモン系化学物質の話もしないと。佐渡汽船も会社分割で購入するとしたら赤泊・寺泊航路に小型双胴型フェリ-がいい、九四フェリ-に今、運行していない2,200トンの適当な中古船「はやぶさ」が有るがこれが理想的だなあ・・・・導入して欲しいもんだ。生活航路優先か経済航路優先なのか・・・・・1時間以内で運行するフェリ-として。かつての「おとめ丸」もフィリピンで活躍しているし、ガンバッテますなあ・・・・・・・・http://www7a.biglobe.ne.jp/~azuma83/

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あずま農園の作業メモ
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