2004/11/11 (木)
日に日に冷え込むようになり、天気予報では今週末には霜とのこと。
午前中に畑へ。空豆の種まきとフェンス立ての準備。 そろそろ仕事を終え帰ろうか・・・と思っていたら、畑の外を犬が走り回っている。ここの農園ではもちろん犬は連れてきても良いものの、リードにつないで飼い主が面倒を見るのが原則なのだが・・・はね回っている。と見るや、いきなり柵を乗り越えてウチの畑に。 ウチの畑にはタロー(ラブラドール8才 オス)を連れて行っており、繋いでいたのだがどうもタローを見て入ってきたらしい。 タローも警戒して吠える。その犬も吠えるし勝手に人の畑走り回って野菜も踏み荒らす。
でも・・・肝心の飼い主がいない。嫁さんがタローをなだめ、自分は飼い主を捜すとおもむろに後ろの方からのっそりやってくる初老のイギリス人のオッサンが・・・。
自分「オイ。自分の犬やろう?勝手に人の畑に入って野菜を踏み荒らしてるやんか?」 オッサン「え?そう?」 自「あんなぁ、おまえの犬人の野菜踏み荒らしてるんやから、一言ぐらい謝ったらどうや?」 オ「あぅそう?そりゃどうも。」 (この時点でもオッサンは犬の首輪にリードも繋いでおらず、自分がその犬の首輪を持って抑えながら) 自「大体なぁ、ここは犬は放したらあかんのや。入り口に書いてあるやろ?」 オ「荷物持ってて両手がふさがってたから・・・」 自「それやったら往復すればええやんか。大体そんなんいいわけになるか?」 (この時点でやっと首輪にリードをつけて) オ「ま、手がふさがってたから」 自「もし自分も同じ思いしたら嫌やろう?入り口に書いたあったやろうが。自分イギリス人のくせに英語読まれへんのか?もうはよでていって」 オ「(意地悪げに)どこからでたらいいんや?」 (というのは、ウチの畑は現在フェンスを建てる工事中のため入口が無く、周囲に張ってある防風ネットを跨いで出入りせねばならない。) 自「入ってきたところから出ていけばええやろ。出ていけ!(Get Out here Now!)」
というわけで、朝からムカついた。
このオッサン、以前は私の畑に車で脱輪してタマネギをいくつか駄目にした前科持ちで、そのときも「よく見えなかったから」とか言ってなかなか謝らなかった。
自分は好戦的な性格ではないので、こういう事があると本当に疲れてしまう。しかし、15年のイギリス生活で、反射的にこのような言葉が出るようになった。
フー。 ヤレヤレな1日。
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