懲りずにキノコ狩り
2004/10/17 (日)

kumori.gif 今日もてるてる坊主を作ったかいもあり、雨はなんとか降らずに持ちこたえたのでキノコ狩りへ。
古川夫妻宅に9:30に伺う。

いつもどおりのカントリーパークへ行き、池の近くから森へはいる。
このときうちの飼い犬のタローがジャーマンシェパードの雌に耳を噛まれ流血するアクシデントが発生。
相手の買い主のコンタクト先を聞き、もし大事になったら連絡すると言い、気が済まないので文句を言う。
こういうとき、イギリス人は絶対謝らない。
なぜなら、謝った時点で自分の非を認めてしまうことになるからで、彼らはそういう教育を受けて育ってきているので、たとえば車をぶつけようとも、決して「I am sorry」とは言わない。言っても[Sorry]で、I am がつかないのである。
日本人的感覚からは理解できないのだが、個人主義が行きすぎるとこうなるようで、さすがに15年も住んでいるのでこの辺は慣れてしまったとはいうものの、やはり文句の2つ3つも言ってやらねば気が済まない。

なんか意気消沈してしまいキノコ狩りどころでなくなったのだが、幸いすぐに出血も止まり、タローもそこまで痛そうにしていないので再出発。その後沢山の栗を広いまた沢山のキノコが採れた。

栗といえば、イギリスの栗は日本より少し小ぶりで、小さめの天津甘栗サイズなのだが結構甘い。
ロンドン郊外の公園には大抵樹齢???年の栗の木(幹が80p程度の巨木)が沢山うえてあり、そしてほとんど拾わない。日本人と中国人はせっせとひろうのだが、イギリス人は拾ってもほんの一握り程度。あとはすべてリスにでも・・・と言う感じなのだろうか。
(実際以前嫁さんと一杯栗を取っていたところを警官にとがめられ、「鹿」が食べるから取るな!と言われたことがある。でも・・・そこには栗の大木が100本も植わってていたのですが・・・。)
これは、食べる文化が無いことと食べたことがないからと言うのが理由らしいが・・・。
ちなみにワラビも、ブラックベリーも同じ。ほとんど誰も取らないので、イギリスでの山菜取りは本当に簡単。



写真1:本日収穫のキノコ
写真2:ロドデンドロン(西洋シャクナゲ)公園の至る所に自生しているが、以上気象のせいか狂い咲き(普通は4−6月)

写真3:子供たち。元気そうだが実は親のキノコ狂いにあきれ果てている。


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英国 鈴木菜園作業記録
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