不耕起培を読んで
2011/03/07 (月)

ame.gif 最高気温8.3℃ 最低気温4.5℃ 雨量23.0_

朝からの雨 仕事から戻ってコタツに入っているときに昨日の畑作業をしていて里芋種芋を保存している(種芋保存用)籾殻置き場に雨よけと保温の為にシートを掛けていたが、籾殻の乾燥のためにシートを外していたことを思い出した

まとまった雨量になった今日の雨、籾殻だから水はけは申し分ないが長時間湿度の多い条件が出来て芋が腐れ無いか心配だ、全く後悔先に立たず・・・で後悔している
明日から暫く天候も安定しているらしいので掘り出して状態の確認をしたい

水口文夫さん著書の不耕起培を読みながら何回か目を等した内容の中で、土寄せ作業は生命線という記載があった
特に土寄せが必要な野菜の中でもジャガイモ・里芋・ショウガ等種芋の上部に子イモがついて肥大するものは、新根が伸張する土層を厚くしてやる必要がある、最初から土層を厚くすると初期生育がが悪くイモの付き具合が悪い
養分を吸収する根は上層に張り、細根は酸素も多く必要となる、ジャガイモ等は溝畝浅く植え種芋の横に乾燥した藁などの有機物を敷き浅く覆土する
新イモを育てる細根の周りに酸素が多くなり発根・新イモの着生が促進される
ジャガイモは出芽するとすぐに新イモが着くので1回目の土寄せをして草丈15pくらいの頃にたっぷり土寄せをする、2回目土寄せの前に再度有機物を敷いてから土寄せをすると最高であると記載されていた

きくりんも昨年今年と植え付けもこの方法を取り入れている、今年は特に第2農園の作付けなので土壌が出来ていないので多くの有機物を混入している

大量の堆肥を入れることも出来ないので、野菜の土寄せのさいは必ず稲藁を敷いてから土寄せをしている、必ず乾燥した有機物で生は腐敗菌が出るので作付け中の場合は使用しない。
第1農園に昨年も大量の藁を畝間にも厚く敷き土壌改良材として入れている籾殻と藁で見違えるほど第1農園は水田跡地とは思えないほど良くなっている

 
きくりんの農園日記
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