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若い頃福島でとてもお世話になった義兄が亡くなったと１７日に知らせが入った、１８日の通夜、すぐに行こうと思ったが仕事がどうしても人員不足で休めそうもないので退社後支度をして一路新幹線で福島に向かう福島駅で普通列車に乗り換えて式場えと向かった、通夜開始５分前何とか間に合った

この地は１９歳から１０年間暮らした思い出深い所で約一日以上滞在するのは約４０年ぶり、式も無事終えて雨で出来なかった納骨を済ませ空いた半日をぶらぶら懐かしさと変わらぬ町並みを見ながら、昔一人暮らしをしていた家を探しながら、青春時代を過ごした町並みを歩いていたら懐かしい友達の自宅（八百屋さん）を発見、昔のイメージとは違い年輪を感じる店前でしばらくたたずんでいると店中から何かご用ですかと外に出てきた

この地にいるとつい懐かしさで友達の事を思い出し、結婚して遠くに行ってるので不在と解ってたが、今どうしてるか気になって訪ねてきたことを話しながら、中に入るよう進められ昔話をしながら、話の内容が嘘でない事を理解して頂き私の事を信用して頂いたようで、現在住んでいるところは横浜で自宅の電話番号を教えて頂いた、今度帰ってきたら知らせるからと、私の携帯番号を教えくれと、横浜ならそう遠くでもないし、連絡するからと言ってくださった。

第２の故郷福島のほろ苦い思い出を忘れたことも無く、葬儀という不幸はとても辛かったが、思い出の地に来る事が出来、短い滞在でも幸せな時間だった。