2009/11/15 (日)
山の家には三本の柿の木があったが、どれも古木でここ数年は数個の実しか付けなくなっていた。 去年の春、家の物置に熊が入って味噌を食べるという事件が起きたので、大きくなった柿の木を切って家の周りをすっきり見通しよくしようということで、二本の木を数か月前に根元から切った。 残った一本の木には実が数百個生っていたので、収穫してから切ることにしていた。 そして今日、葉が落ちて収穫適期だろうということで枝を落としながら柿をもいだ。 約400個の柿を収穫し、干し柿にした。 この柿は『平種無し』という品種で、父が7歳の時に植えたものらしい。父は現在88歳。 父はもちろん、私の兄弟姉妹もこの柿が毎年楽しみなおやつだった。 父は切ると言っているが、私は切ってしまいたくはないと思う。
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