私の日頃は多忙かつ多彩かつ超不規則な超人的生活である。
そんな中でも積極的に体力増進に日々励んでいる。
間違ってもらっては困るが、「体力維持」ではなく、あくまでも「増進」である。
人間常に日々の努力、向上心を忘れてはならぬ。
自慢ではないが・・と言いたい所だが、ここはあえて自慢話しをしよう。
幼少から天才と崇められていた私だが、学問ばかりか運動面でも稀にみる天才児であったのだ。
まさに文武両道秀でる天童である。
そんな私は陸も水も運さえも、自由自在に操れるのである。
しかし、日々常に努力を惜しまない、かつ謙虚で素晴らしい人間である事はおわかりだろう。

今日の予定では10ｋｍランニング＋αにしていたが、急遽8ｋｍランニング＋αにし、菜園に出向いてみた。
言っておくが、決して2ｋｍサボった訳ではない。
人間予定外の事もあって良いのだ。
そんな事をグチグチ責める人間であってはいけない。

さて、我gyuuparaとの数日振りの対面は、なかなかの感動であった。
改めて菜園を見回してみると、どうしたって我gyuuparaが一番輝いて見える。
言っておくが、決して親馬鹿ではない。
とにかくそこだけは別格のオーラを解き放っていた。
少しばかり気がかりだったあさつきも、私の心配を気にしてか、しっかりとした趣で出迎えてくれた。
思わず少しばかり摘んで帰ろうかとも思ったが、そこは早まってはいけない。
ここで早まってはただの凡人である。

しかし。
想定外の「あさつき」であって、こやつの正体がいまいち、いまに、いまさん分からない。
既に食べ頃を迎えているかの風貌をしたあさつき。
おい、あさつき！　一体いつが食べ頃だ！？