2006/03/18 (土)
ついにその日がやってきた。 今晩から天気が崩れるらしいので、今日は恰好の植え時である。
早速ホームセンターに買出しに出かけた。 まずは何をさておいても、スコップである。 これから先、ずっと仲良くしていく(仲良くしてやる)相棒を探した。 一目で気に入った「スコッピー君」が見つかり、他には店員お勧めの苦土石灰、母の意向を無視した「軍手」、そして移植ごて、しめて1300円程の買い物をした。 それらと母が用意した物を手に、我gyuuparaへと向かった。
天気も良く、大安吉日(私の中で)こんな良い日に誰も菜園にはいなかった。 早速スコッピー君にgyuuparaを掘って貰った。 さすが私が見込んだだけの事はある。彼はとても良い仕事をしてくれた。 gyuuparaも大喜び、上機嫌である。 機嫌の良い所で、とりあえず母が送ってくれた肥料と苦土石灰を与えてやった。 まいた後は数日寝かせて・・等々、面倒な事はこの際聞かなかった事にする。 益々大喜びのgyuuparaだったので、2分割したキタアカリの種に灰をまぶし、これまた適当に植えてみた。 何だか適当過ぎる気もするが、人間細かい事にクヨクヨしてはいけない。
と、そこに2人の男性がやってきた。菜園初の素敵な出逢いである。 持ち前の人当たりの良さと、とびきりの笑顔でまずはご挨拶。 さすが日頃の行いの良さが物語る、何とも素晴らしい出逢いであった。 初の出逢いが、菜園のオーナーであるN氏と、N氏が農業の師匠と崇めるO氏であったのだ。 N氏曰く、O氏と一緒に菜園に来る事は滅多に無い事なので、私はとても運が良かったらしい。 言われなくても分かってはいたが、第三者が言うのだから、やっぱり私は幸運の持ち主なのだ。 続けてN氏は、「農地1号」に関して、これまた運が良いと大絶賛してくれた。 今年は特に倍率が高く、その中でも1番なんだから本当に運が良い人だと、これまた分かってはいた事だが、大いに褒めてくれた。 更にN氏は、菜園で採ったばかりのからし菜やその他全3種を山盛り持って来てくれた。 やはり日頃の行いの良さが、至る所で出るものだ。 おまけにN氏は、「畑のふちにでも植えなさい」と、あさつきを持ってきてくれた。 どれ程日頃の行いが良いか、並大抵の事ではない事が分かるだろう。
次にO氏が、とても親切にじゃがいもの育て方のいろはを教えてくれた。 どうやら先に私が「適当」にやった事は、ほんの少しまずかったらしい。 人間誰にでも間違いはあるものだ。 そこは素直に否を認め、最初から全部やり直したのであった。
何はともあれ、作業初日はとても良い出逢いと、思いもかけない収穫があったのだ。 帰り際、ポツポツと小雨が振り出してきた。まさに恵みの雨である。 何と言うタイミングだろう! 間違いなく、地球は私を中心にしてまわっているのだ!!
画像1枚目:スコッピー君とその他本日の仕事人達 画像2枚目;作業後のgyuupara 画像3枚目:本日の収穫
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