2006/02/28 (火)
苗の入手は目処が付いたが、不覚にも農地は何から始めて良いのやら分からない。 勿論我家にはスコップやカマ、ましてや鍬などがある訳もない。 私とした事がうかつだった。 苗が届くまでに何とかしなければならない。 困った時の駆け込み寺、実家の母に相談してみよう。 実家は農家ではないが、ど田舎では家庭菜園は当たり前。 庭のちょっとしたスペースで家庭菜園・・と言っても、都会では考えられない広大な土地でやっている。 実家の菜園スペースは残念ながら都会サイズではあるが、まあ役に立つであろう。 母に電話してみる。 レンタル農園が当たった事を告げると、第一声は「30畳位はあるの?」 んな訳ねーだろ! 30畳がどれ位かも良く分からないが、田舎の畑と一緒にされては困るのだ。ここは東京なんだから。。
何が何でも必要なのは鍬だと言われた。 一番避けたかった言葉である。 スコップなら農作業以外にも何か使えそうなものだが(今迄必要に思った事はないが)、鍬は他に応用がきかない。 万が一、甘い夢に破れ菜園を辞めた暁には、どうにもこうにも役に立たない代物である。 そこはさらりと聞き流し、初心者に簡単なのはじゃがいもだとか、虫が付く葉物はやめた方が良いとか、私にでも容易に考え付く事を色々教えてくれた。 「軍手じゃダメよ。ゴム手じゃなきゃ。」 農作業には軍手じゃないんかい!? さすがの私も理由が分からなかった。 聞いてなるほど。 やっぱり田舎の母は馬鹿にしちゃいけないのだ。
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