ジャガイモの浴光誘芽と栽培法
2010/01/24 (日)

hare.gif  今日は会社の安全祈願&新年会。時間が中途半端なので畑に行けそうにない。><
先に浴光誘芽を始めていたニシユタカとアンデスレッド(昨年の秋ジャガを種芋に転用)に加えて、メークインとインカのめざめ(購入芋)を浴光誘芽すべく、軽く洗って並べた。

とあるHPに浴光誘芽の説明があったのを活用させてもらって、うちのジャガイモ栽培をご紹介。
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【浴光催芽、あるいは浴光育芽とは、種いもを10〜20℃の明るいところに置き、できるだけ濃緑で、短い幼芽を育てることを言います。】
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と、ありました。私的に補足すると、【約一ヶ月間、凍らない程度(5〜10℃)の寒い戸外で陽光を浴びせて、皮下を緑化させるとともに、寒気に当たった強い芽(暖かい暗所での芽はふやけた弱い芽)を出させる。】となると思います。うちではマンションのベランダにて浴光誘芽させています。

さらにそのメリットは
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@ 出芽が早まり、若干早く収穫できます。
A 初期生育が促進されるために、塊茎肥大が早まり、安定した収穫量収めることができます。
B 頂芽優勢を破り、茎数を増やすことにより、いも数が増えます。
C 植付前に、ひ弱な芽をつけているものを除くことができるので、欠株を無くし、均一な生育、品質の均一をはかることができます。
D 草丈が低めの丈夫な生育となり、倒伏や病害発生が減少します。
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と、ある中でCを補足して、植付け前にいい芽だけを選んで、芽数を1〜2つにして残りを掻き取ることで、地上への出芽後の芽掻きを省略化出来ることが大きなメリットだと考えています。


 この浴光誘芽を取り入れることで、うちでは高畝+黒マルチ+深植え(約20cmにすることで芋の数は減るが芋が大きくなる)という条件で、元肥一発の省力化栽培が出来ています。植付け時には多少労力は必要ですが、芽掻きも追肥もいらないので、時折万田酵素+αを葉面散布する以外は収穫まで手間要らずです。(黒マルチと畝間には草避けシートで草取りもなし)
あ、でも地上部へ芽が出る際にマルチを破ってやらなきゃいけませんが。(^−^;

余談で黒マルチ栽培のメリットデメリットは多々ありますが、収穫時期は雨が多い季節ですが雨の後でも黒マルチの下は土が比較的乾いているので、綺麗な芋を掘ることが出来ます。

画像1;アンデスレッド(上)とニシユタカ(下)

画像2;メークイン(左)とインカのめざめ(右)

画像3;この画像なんだと思いますか?
    ネオアースはサンサンネット被覆をしていないのですが、雀が籾殻の中のくず米を狙って?砂遊びのように籾殻の中で遊びまわった跡です。(^−^;

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ぶな菜園日記
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