2007/01/13 (土)
昨日の話題。 仕事が一段落した頃、携帯電話に見慣れない番号からコール。出ると聞き覚えのない男性の声。なんだか少し興奮を抑えているような様子だったので、てっきり携帯電話番号をゲットした物売りなどの売り込みかと思ったら、、、、。 先日、日記にも書いた目黒のつけ麺屋さん“づゅる麺池田”の店主池田さんだった。ここは北海道産の小麦3種類をブレンドした粉で自家製麺しているのがウリの人気上昇中のお店だ。結構気に入って通っているのだが、麺はめちゃコシが強くて美味いし、スープも力強い味で手間隙掛かったつけ麺だが、、、、私的に言わせると麺の小麦の香りが弱いと感じた。惜しいっ!って感じた。そこでぶな小麦のホクシン全粒粉を持ち込んで、もっと美味しい麺が出来るのではないかと僭越にも提案していたのだ。 ぶな小麦を渡す際には『以前、全粒粉もチャレンジしてみたのですけど、どうもうまく行かなかったんですよねぇ。でも折角ですから、、、』という会話があった。
最初は、“折角だったけど店の方向性に合わなかった”なんていう話かと思ったら、、、『なんじゃこりゃ〜ってくらいに美味い麺が出来上がりました。フガフガ』『これが(メニュー化)出来るなら、他のメニュー(ラーメン他)は無しにして、つけ麺一本でやりたい。フンフン』とえらく興奮気味に話す。聞いているうちにこちらも興奮してくる。(^^ゞ 研究熱心な店主は早々と北海道産のホクシン全粒粉を仕入れて、同じように製麺したそうだ。んがっ、ぶな小麦のホクシン全粒粉の味と香りには全然及ばずがっかりした挙句、経過報告がてら『ぶなさんの小麦は何が違うんですか?全然違うんですが?』と問い合わせが来たのだ。『完全無農薬だからですかねぇ?個人的な意見としては、製粉会社の製粉機って大量に製粉して熱が出るから香りが飛びやすいような気がするんですよ。』云々。『じゃぁ、自分で製粉機買って製粉するしかないですね。』とも言う。
『そんなに気に入ってもらったのなら、もう少しあるからまたお持ちしましょうか?』と言うといらないという。『折角貰っても、(市販品で同じものが出来なければ)逆に凹んでしまいますから。』というのだ。幻の小麦扱いされるのは嬉しいやら恥ずかしいやらである。本当に真面目で研究熱心な店主だ。 それでも麺作りに関して『おかげで一皮向けた気がします。』とも。練りこむ素材を変えて市販小麦粉でも小麦の香りを生かすレシピにしようかとも。聞きながら「へぇ〜そんなことも出来るんだぁ。」と感心しきり。
確かに自他共に認める美味しさのぶな小麦だけど、そんなに違うのかなぁ??? 以前、げんちゃんも似た様なことを言っていたなぁと思い出す。同じホクシンでも入手先が異なると全然違う味なのだそうだ。げんちゃんの調べと推察によると天日干しした小麦は甘みが出るというのでそれも一因ではないかということだった。 ちょっと調査したり、各方面に協力を仰いで、是非そのお店の新メニュー誕生に人肌脱ぎたいと思った。こーゆーことを考えているときは俄然やる気だ沸いてくる。
近頃仕事面の人間関係でちょいとやる気を削がれることが続いていて内心ブルーな気持ちが多かったのだが、おかげで全体的にやる気が出た。やっぱ人間打ち込めることが必要なのだ。やっぱり畑ぶぁか道を邁進するらしい。(^^ゞ
午前中は女房がパートで、子守。菜園作業は午後。今日はミニビニールハウス用地を整備。例によってコンパネで土を上げる。
画像1、2;レーザーレベルでちゃぁんと水平を出した。明日施肥して耕耘しよう。
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