2006/12/18 (月)
さほど寒くはない一日だったが、風が強くなったなぁー。だんだん冬本番に突入してきてんのね。 毎年のことながら我が建築業界が繁忙期に入った時期に畑はストーブリーグ入りする。fだもんで日増しに菜園ネタがなくなってくるなぁ。(^−^;
今日は、目黒にあるつけ麺屋さんの話。担当現場が近くにあるのでたまに行くのだ。“北海道産小麦3種類を使って自家製麺してます”というのが売りで、とーってもコシの強い太麺を注文を受けてから茹でて出すお店だ。出汁も豚と鰹節でかなり力強いものを作っている。うん、世間一般的なレベルで言うと結構に美味いお店の一つだろう。 ただ前々から気になっていたことがあるので、今日は思い切って声を掛けてみた。
ぶな『差し支えなければ聞かせてくださいな。ホクシンかHKを麺のベースにしてるんですか?』 店員『ええ、HKを使って××と○○を配合して製麺しています。』 ぶな『あ、やっぱり。ここって、とても美味しい麺なんだけど、小麦の香りがもっとしたらさらに美味しくなると思うんだなぁ。スープも力強いから余計にそう思うなぁ。』 店員『・・・・』 ぶな『あ、私は素人なんだけど、自分ちで小麦を作ってそれでパンやうどんを作って食べてるからそう思うんですよ。もし良かったら今度全粒粉を持ってくるから2割くらい配合して試して見ません!?』 店員『へぇ〜そうなんですか。うちの店長は研究熱心な人だから喜ぶと思いますよ。』 ってな会話があった。甚だいらないお節介だと自分でも思う。でも好奇心には勝てないのだ。(^^ゞ 思ったとおり強力粉がベースなのでつけ麺としてはかなりコシが強いわけだ。ただ残念なのは麺に小麦の香りが余り残っていないのだ。きっとかなり手間隙を掛けて製麺しているだろうに惜しいと感じる。 最初は怪訝な顔をしていた店員も説明をしたら妙に納得していた。そりゃそうだ、自家製小麦を食べている客なんぞそう滅多にいるはずがない。(^^ゞ私も自分で作っていなかったら、単に「美味しいお店だなぁ〜」で終わっていただろう。あれで小麦の香りがする麺になったら、力強いスープと相まってもの凄く美味しいつけ麺になるだろう。自分ちでうどんを作った時の体験からすると、全粒粉を配合すると食感はやや犠牲になるが、小麦の甘さと香りが素晴らしくする麺となるはずだ。田舎蕎麦なんかが玄蕎麦を粗挽きして蕎麦にして香りと味を楽しむみたいなイメージのつけ麺があってもいいんじゃなかろうかと思う。(^^*)
不思議な縁みたいなものを感じたのは、そのお店は北海道のE製粉から小麦粉を調達していたのだ。私も何度かお世話になっている製粉会社だ。(^^*)
折りしもげんちゃんから分けてもらったHKがあるし、ホクシンとあわせて今度持っていってみよう。もしかしたら、新らしいメニューが登場することになるかも!?(^^*)
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