2006/05/22 (月)
会議三昧で菜園ネタがないだろうから、紐で薀蓄。(^^ゞ 先日、トマトの雨避けを作ったが、杭に紐やロープを縛ってからほどけなくなったり緩んだりして困った経験はないだろうか? 巻き結びと呼ばれるこの方法一つ覚えておけば、かなり作業効率が良くなること請け合い。慣れると手元を見なくてもクルクルッと結べる。しかもほどけないのに、ちょっと緩めてやればすぐ抜ける不思議な結び方だ。 昔は馬の手綱を杭に止めるのにも使ったそうだ。(^^ゞ
画像1;巻き結びのイメージ マイカ線(ハウス用の幅広紐)のように固めの紐も柔らかい紐も、ロープもなんでもOK。
画像2;実際の写真。 緩める時にはCの段階で両方から少し紐を中に入れてやればOK。
画像3;応用編 胡瓜などの逆V字型支柱の作り方。 支柱を立ててから結ぼうとするから苦労する。 @まず2本並べて麻紐などできつく結ぶ。 AそれをV字に開いたら、交差点はギュッと固く締まる。 これを必要な本数用意して立てて行く。 B巻き結びで交差点同士を杭に連結。 支柱の間隔などが決まっていれば、地面で予め巻き結びで結わえておいて、支柱を立ててから両サイドを杭に引っ張っても可。
この応用の支柱の立て方なら、至極簡単で強風にもビクともしない支柱となる。実際、支柱を充分に地面に刺しておけば傾いたりしたことはあるが、どんな台風や強風でも倒壊したことはない。数年前、この立て方で3mの竹を使って巨大三角トンネル?を作ってネットを貼り、カボチャや冬瓜の空中栽培をしたことがあった。あっという間に支柱を一人で組み上げたので近隣の人たちの驚きは凄かったようだ。『あれ、どうやったんだろ〜?』って。(^^;
-
|