小麦の脱穀
2005/09/24 (土)

ame.gif  一日降ったり止んだりの天気。でもしっとりとした雨なので野菜には好都合だ。
午前中は、三郷の巨大ショッピングモールで遊び&買い物。
午後、畑へ行く前にコイン精米所を3軒回って米ぬかを貰ってくる。雨のせいか、はたまた秋の作付けは落ち着いたせいか米ぬかがたんまりあったのでにんまり。(^^*)

心配していたアトンだが、しっとり雨のお陰か無事発芽を始めていた。画像2。畑に到着した時には雨が降ってなかったので、見回りと発芽不良を起こしたカブの再播種。
赤カブ、京味大カブ、スィートほうれん草播種。

 6月に収穫しておいた小麦は、ずっと倉庫で乾燥させていたので穂を触るとポロリと籾が落ちてくる様子。友人の小屋を借りて脱穀にチャレンジ。最初は木槌で叩いてみたが効率が悪い。ふと気付いて木槌と下敷きにしたゴムシートとの間で穂ごと籾を擦る様にしてみたところ、いとも簡単に籾が実と籾殻に別れる。『籾摺り』とはよく言ったものだと思う。
後は丁寧に籾殻やのげ(つんつんした籾殻の先)を取除くことだな。唐箕は持ってないので、扇風機で風を送りながら落下させる原始的なやり方をすっかなぁ。(^^ゞ

蕎麦や穀類を脱穀前、あるいは脱穀してから『磨きを掛ける』『磨く』という作業がある。これは細かいゴミや土埃を取除く工程なのだが、現代用語では“無駄な部分を取除く”という意味合いも持つ慣用句になっているが、もしかしたら農業用語が語源なのかもしれないなぁ。ゴムシートに散らばった小麦を集めると、その後には結構な量の土埃が残っていた。このまま製粉するとジャリジャリって感じになるのだろうな。(^−^;

磨きを掛けたあとの小麦を製粉(粉砕して粉にする)すれば、あとは何にでもつかえるのだが、ふすまをどうやって取除くのだろう?全粒粉として使うのなら構わないんだけど。調べてみよ〜。こなもん文化は手間が掛かるなー。文明の有難さを痛感します。
今日は2時間掛けて脱穀(籾摺り)したが、得られた小麦は800gちょい。(^−^;(^−^;(^−^;

画像1;脱穀用品の用意。
    木槌とシートの間でゴリゴリと穂ごと籾を擦る。その時に籾殻と実が分離される。
    脱穀した小麦。まだまだゴミが沢山混じっているので分離精製が必要。(^^ゞ
    今日の戦利品!?の米ぬか。ビニール袋1つが10〜15kg。袋4つで50kgはあるだろう。

画像2;アトンが発芽開始。ほっと一安心。18日早朝に播種しているのでかなり遅い発芽。覆土が多かったようだ。
    18日夕方播種したネオアースと猩々赤はまだ発芽してない。
    白菜は定植時にオルトランをやっているので虫害は無かったが、なぜか食害痕がある。
    なぁんと犯人はこいつ(かたつむり)だった。葉の裏に隠れてやがった。

画像3;急に外葉が大きくなったキャベツ(北ひかり)キャベコンではないがデカイ。
    同じく、キャベツ(秋徳)と白菜(オレンジクイン)。
    株間を45〜50cm、条間60cm取っているが既に隣と葉が押し合っている。今年は調子いいかも〜。
    後は大雨降るなよ〜。

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ぶな菜園日記
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