井戸掘り日記その1
2004/08/16 (月)

hare.gif  井戸掘り2日目だが、やり方を全面的に変えて“水掘り”とするので日記その1ね。

 隣の畑から20mほどパイプとホースで水を引く。画像1。先日足場を組んだところの単管パイプ(2mほど打ち込んでいた)をテコの原理を利用して抜いていると隣人登場。丁度いいので強引に手伝ってもらう。(^−^;

 パイプをセットして井戸から引いた水をホースの先のノズルから勢い良く出す。うん、これなら水圧で掘れるぞと思い作業開始。ところがどうも想像したように掘り進まない。何度も突っ込んだホースが抜けなくなった挙句、引っかかったようになって全然抜けなくなる。(後で判ったのだが、水掘りしていた穴が時々崩れて埋まって締まるのだそうだ。直し方はあったのだが知らないとは恐ろしい(^−^;)この場所で掘り進むことを断念して隣の井戸に近い隣人の畑の境界部分へ移動して掘ることに。

 ホースでの水の移送距離が半分になったせいか水の勢いが良くなっている。(隣の井戸は10年ほど使っていなかったので、この後使えば使うほど水の出が良くなって行ったのだ。)ノズルは先の掘り掛けの穴に埋まって出てこないからホースの先に単管パイプを突っ込んでやってみる。地表からいきなりやるが案外と掘り進むぞ。なるほど、これが水掘りの醍醐味か!井戸側(穴の崩れ防止のパイプ)に75φの塩ビ管を叩き込みながらホースをどんどん突っ込む。約2時間ほどで井戸側のパイプが5mほど打ち込まれ、それ以上入らなくなる。それでもホースを入れ続ける。(この頃にはホースの先に4mの20φのパイプをセットしてこれで水掘りする。穴が崩れて土が締まっても抜け易い。)途中断続的に砂と泥が交互に出てくる。古老の話に出てきた灰色の砂というのはこれか!画像2(井戸側パイプの上部から水と共に土砂が吹き上がってくる様子。)結局パイプとホースの長さで8mくらい入る。。。。が水掘りホースを抜くとすぐに埋まってしまう。さっと抜いて径の細いパイプを挿入しなければならないがタイミングが難しい。試行錯誤しつつ40φのパイプを6mほど入れることに成功。9時ごろから作業してここまでで午後3時ごろになっていた。昼飯抜き。(^−^;疲れた〜。

どうかなと思いつつ、20φのパイプを突っ込んでポンプで吸い上げてみる。驚くほど濁った泥水がまだ出てくる、、、、が、すぐに止まった。あれれっ?なんでだ?水の出る量が超・少ない。

と、そこへ先日アドバイスをくれた経験者の農家の方が通りかかる。原因判明。75φ、40φのパイプともに穴を沢山(4m分に隣の穴との距離が穴径くらいしか離れないくらいに)開けるのがセオリーなのだそうだ。それも井戸用のネットを張って砂避けするべしと。私のやっていたパイプを見て『これじゃ〜、水は出ないよ。出てもすぐ止まるんじゃない?』とのお言葉。ガ〜〜ン><一日の疲れが一気に出た。

帰ろうと思ったら妻からメール。野菜を採ってきて欲しいというので、片付けて畑@へ移動しようと、、、その時、もう一人の近所の方が。(この人もアドバイザー)パイプの穴の話をしたら、現物を見せてくれた。画像3。ゲッ!こんなに沢山開けるの!(達人はボール盤で開けるのだそうだ。そりゃハンドドリルじゃ日が暮れるわ。(^−^;この穴が4mのパイプ全体に開いているのだ。)話をしていたら2組予備があるから分けてくれることに。有難や〜。(勿論、有料ね。でも労賃考えたら安いもんだ。)

残りは明日に回して畑@で収穫して帰る。
本日の収穫;水掘りのやり方と専用パイプ。ナス、ピーマン、しし唐、トマト、キュウリ、オクラ、シソ、キャベツ、ゴーヤ、白瓜、ニンジン。
7/27に更新剪定したナスが早くも実を着けている。まだ小振りだがプリプリ艶々の美味しそうなナスだ。(^^*)
ゴーヤだけは蔓を盛んに伸ばして、実はデカイのがぶーらぶら。3個だけ採ったが全部で(1株で)10個以上ぶら下がってる。どないしょ〜。ゴーヤってお裾分けしてもあんまり喜ばれないんだよね。(^−^;

キャベツ類植え付けと大根播種は時間切れでまだ。苗に万田酵素+玄米アミノ酸酵素+HB-101の希釈液を潅水。

i0 i1 i2
 
ぶな菜園日記
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]