隣の区画の通称『先生』のことを書きます。この方は自宅でも菜園を作ってるのですが、日当たりが悪くて作物が良く出来ないので借りたと言ってましたが。とにかく巧いと言うか、先生の区画だけ勢いが違うのです。それと知識があって、例えば虫を先生に診せると「それは○○の幼虫ですね。退治するには農薬の○○が良いのだけれど、○○の方法で出来ます」と即答で隣に医者がいる状態というか、HOW TO本と現場の間を埋めてくれる人です。昨年この農園で一番の出来で表彰され、それ以後私が先生と呼ぶと他の方もいつしか先生と呼び、本人も応えます。我が農園に必要不可欠の人です。
その先生が今年はシンプル（味と生産量に挑戦）にやりますと言って一番最後に苗を植えたのはサカタの限定苗セット（ナス、キュウリ、トマト）送料込み5000円（サカタのHPをのぞいた時にはすでになかったので詳細に間違いがあるかもしれません。）。苗は軸が太く、葉の間隔も狭く、葉は天に向うがの様な苗でした。キュウリが一番成長が早く、ややゴーヤに似た姿、彩り美しいものがあります。味も濃いと言ってましたので、そのうちに試食させてもらおうと思っています。
市民農園には区画分の人がいて、人も違えば作物も違います。ケンカ話もあるそうですが、我が農園はそんなこともなく楽しく過ごしてます。『先生』の他に「パイプのおじさん」、「ジャングルの人」、「ネーあなたの老夫婦」、「ネクタイの人」…良き楽しい人ばかりです。