つくつくぼうし
2006/08/20 (日)

今日朝起きたら,つくつくぼうしの鳴き声を聞いた.

以前も同じこと書いたけど,
彼らはいったい何をシグナルにして地上に出てくるんだろう.

平均気温が上がってきてもほぼ的確に夏の終わりごろに出てくる.
自然は不思議だ.

「どうしてなんだろう??」って興味を持つことも大事なことだと思う.
僕が今いっぱしにも取り組んでる「科学」っていうのは
そこから始まっている.

でも,世の中の出来事を,そのまま受け取ることも大切なんだろうな.
なんていうか,僕たちはすぐ言葉とかでみたものを
表現したい,見て思ったことを言葉にしたい,って思うけど,
絶対にありのままを表現することはできない.

言葉にしなくて,それをそのまま受け取る.

目に見えるものとしては何も残らないかもしれないけど,
意識できるできないは別にして,僕たちの心の中にはきっとそのことは残って,その後の自分に何かの影響を与え続けると思う.

かっこつけてるだけかな.

現実逃避,って言うか,自分の弱さから逃げてるだけな気もする.

でも,太陽が沈むときの空,オレンジ色,水色の
鮮やかなグラデーションを見てたら,
なんかもうこのままのほうがいいな,って思う.

そのときの風や,空気や,自分の気持ち.
すべてあいまっての風景だから.


なんか僕はひとつのことを深く深く追求していく,
解明していくようなことに適した人間じゃないような気がしている.

もっとアナログな人間な気がする.


いや,やっぱり逃げてるだけかな.


スロースローといったところで,
今の社会はスピード,効率が優先される
資本主義の社会.

働かなきゃ生きていけない.

自分が生まれた世界に自分を適応させるのも,
「生きる」ってことだろう.

自分を貫けるほどのプライドも実力も勇気もない.


なんてかっこつけてお前は結局どうするんだ?
どうするんだろうねぇ…

とりあえず教職とるべ.


 
blackpigのnojo作業メモ
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