入試応援
2006/01/14 (土)

今日はバイト先で教えている子の中学受験の日なので
応援に受験する学校まで.

しかし前もって調べておいたものの現地の坂を甘く見た….

坂が多いところなのは知っていたけれど,あそこまでとは.

歩いて駅から20分,地図で見てもそう遠くない.
ということで,けちんぼの僕は折りたたみ自転車を
もって現地へ.

けちけちせずバスに乗ればいいものを….
自転車を置く駐輪場代もけちけちしているのだ….
せっかくあるんだからこういう使い方をしなきゃ!
と自己弁護する.

雨なのに.バカだ.出発のときはあまり降ってなかったんだけど.

電車に乗って現地につくと雨がきつくなってる.
まぁそれでも傘を差せばそんなぬれない程度.

自転車を組み立ててさぁいこか.
ってものの5分でとんでもない坂に….

地図で道がS字になってて切り返す形になってたので
そこだけは結構な坂だろうとは思ってたけど….

そこ以前も以後もすごい坂.参った….
行けども行けども学校の姿は見えず.

どこが20分やねん…(×_×#(×_×;).
ここのところデスクワークばかりで運動不足の
身には堪えるなぁ…オジサンだ.

ひぃひぃいいつつようやく到着.
教え子を待つ.

その間雨はどんどんきつくなる….
帰りどないすんねん….

あの坂道をかささして自転車で…死にそう.
ブレーキ効かなくなったらノンストップ
じぇっとこーすたーだ.

それにしてもさすが中学受験となると
親御様たちはお金持ちばかり.

中学受験をさせようと思ったら,
小学校4年くらいからずっと塾に行かせねばならない.

子供が小さい間にそれだけの余裕がある
家庭なんて裕福に決まってる.

そもそも私立中学に行かせるだけの
学費が必要なんだから,余裕がなかったら
受験させようとも思わないはずだ.

こういうところで日本にも階級ってもんが
あるなぁ,と感じるわけで.

ブルジョア達のきらびやかないでたちを横目に
教え子を待つ.

しかし高級住宅街の一番山手に
たいそう豪華な学校.さすが私立は違うなぁ….

30分ほど待つ.雨だしなかなか顔を判別しづらい.

でもなんとか会うことができた.
お約束のきっとカット.

最近は「うカール」とか,「きっちりとーる」といって
キシリトールガムとか,いろいろ類似商品があるらしい.

かなり緊張してたなぁ…無理もないけど.
まぁ受かるかどうかは別にして
こういう受験という場も人生の経験のひとつとしては
いい経験だと思う.

何かに打ち込んで,自分のもっているものを全力投球して,
そして結果を待つ.

うかろうと受かるまいと,そこから得られるものは
きっと大きいと思う.

頑張る過程でたくさんの人の温かい励ましに気づいて
感謝の気持ちを抱くこともあるだろうし,
つらいときに頑張って乗り切るしんどさ,そして
乗り切った後の気持ちよさ,
そういう機会がなければなかなか味わえない
感情に出会うことができるはず.

それはきっと人間的な成長を助けてくれると思う.

決して中学受験万歳なんて思わないけれど,
いいところもあるんじゃないかと思う
今日この頃.

ただすべての人に平等に機会が与えられて
いるかというとそんなことはないと思うし,
そういうのは問題だとは思う.


無事会えたのはよかったけれど帰りは帰りで
死にそうだった.ずぶぬれ.
こわごわブレーキをかけつつ坂を降りたり歩いたり.

風で折りたたみ傘は破壊されて…(+_+)

へとへとになってしまった.

お昼からはバイト.

去年は応援の後すぐにバイトだったなぁ….
一年は早い.

来週はセンター試験.
いよいよ本格的に受験シーズンに突入だ.

僕も自分の心配せねば….
言ってみれば論文の発表が
上に上がれるかの試験と一緒だからな….



 
blackpigのnojo作業メモ
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