HPLC
2005/08/17 (水)

今日は酵素分析ではなくて糖組成の分析。

よく果実などの甘みを表す指標として糖度(Brix)が
使われるけど、あれは厳密には「糖」だけの目安じゃない。

糖度計、というのは、水に光を通したときに、
どれくらい屈折してるか、というのを測るもの。

水にいろいろな物質が溶けていると、その屈折の度合いが変わる。それを利用して、溶けているのが糖という仮定で
値を出しているのが糖度計。

だから、砂糖水の糖度を測るのには適しているけど、
他にもいろんなものが溶けている果実などの甘さを
測るのには糖度形は実際は適していない。

例えば、トマトなんかでもまだ青くても糖度が8とか9とか
平気で出る。

酸が溶けていても糖度はあがるから。
だから食べてみたらすっぱい。

だけど、畑、現場で測るのにはとても簡便なので、
今はよく使われている。

僕らはそうもいかないので、
高速液クロマトグラフィー、というので純粋に糖を測る。

これだと糖の組成もわかる。

糖、と一口にいってもいろいろあるから。

僕はスクロース、フルクトース、グルコースを測定する。

実験1のサンプルがいっぱいたまってる…Y(>_<、)Y


結局朝から3時半までで10点しかできず。

今日からバイト再開。

<今日の作業>
・実験2京てまり開花調査

・実験2京てまり摘果


<今日の実験>
・実験1ミニキャロル赤熟果糖組成分析

 
blackpigのnojo作業メモ
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