ぢりぢりと恐れていた台風が接近中。
スピードがゆっくりなところがまたじらされているようで
何ともこ憎たらしい台風だなぁ。

でも準備(対策)ができるからいいか。

台風によって南から暖かい湿った空気が
流れ込んできているせいか少し暑い。

朝の作業。

実験用トマトのカルシウム対策はいまだ立てられず。
とりあえずタンクの底に色々沈殿しているものがあるので
ひょっとするとタンクにためている間に色々あるのかも知れず
直接液肥をプランタに灌水しておく。

せっかく伸びてきたわきめの生長が止まると非常に困る。


親木の剪定。大分混んできていたのでいらない枝は切る。
実験上軸の太い花を咲かせたいので、細い枝はいらない。


菜園収穫。
四葉きゅうり、地這キュウリはもうだいぶへとへと。
四葉きゅうり(第一弾)はもう台風も来ることだし
種取り用の一つを除いて整理。

今生育中四葉キュウリはウリハムシの被害がすごい。
何から何まで傷だらけ。

見ていてかわいそうなくらいぼろぼろ。
何とか対策はできないのかなぁ・・・。

台風で飛ばされるといやなのであらかじめ誘引している
ひもを切って地面に寝かせておく。

ニガウリは支柱で補強。

さて問題はインゲンだな・・・。
黒種衣笠は下葉がもうなくなってきていて上のほうばかり
繁茂している。

まさに台風さん飛ばしてください！、という感じ。
けど補強する以外たいした手のうちようがない。
あとは天に祈るのみ。

パンダマメのほうは背も低めにしてあるし
大丈夫・・・なはず。

ピーマン、シシトウ、オクラあたりも心配だな・・・。
枝が何本か折れてしまうかもしれないな。


バイト先にきている子に野菜などをあげるために
ハーブを収穫したり、包装したり。

まだ風は強いけれど晴れたり曇ったり。
ハウスは一応側面の窓を閉めておいて、天窓をあけておく。

おそらく明日もまだ風だけで雨は降らないだろうな。

すぐ昼。バイト。

途中夕方の休憩時に戻ってくると、
岡山で農業普及員をしていらっしゃる研究室の先輩が
きていらっしゃった。

今日は研究室のOB会があるらしい。僕はバイトなので無理。
いろんな先輩がきてくださるそうで、色々お話を聞きたかった。

先輩は果樹担当なので岡山のブドウを持ってきてくださった。
ピオーネとアキ・・・アキクイーンだったかな・・・
アキ何とか、女の人の名前だった。色の赤い品種。
すごく難しいらしい。

nojoでも赤いゴルビーという品種を作っているけれど、
この品種は試験場でも1割しか赤く色づかせることができないとか。

その二種とnojo産の巨峰とを食べ比べ。いい時にきた。

甘さはダントツアキ何とか。
巨峰は酸味がある。

巨峰よりピオーネのほうが甘い。

うまく書き表せないけどやっぱり品種によって
味ってこんなにちがうんだなぁと思う。

なんでも実際食べてみないとわからないわけで、
色々食べ比べは楽しい。


バイト。研究室着2330。

さて問題はあさってだな。台風がすごく微妙な距離。
なんでも授業の2時間前に大雨、もしくは暴風警報が出ていると
授業は休みになるらしい。

しかし休みになってしまうとその日の分別の日に
振り替えないといけないので大変。

教室長と副教室長は生徒さんへの電話担当に忙殺される。
大変だ。

しかし僕も近いし行っておいたほうがいいんだろうな。

台風が来るのは笑い事でない大変なことなのに、
なぜか少し胸躍るのは何でだろう。
やれやれ、精神年齢が低いなぁ。