サンプリング
2004/07/27 (火)

hare.gif 日曜日のすごい夕立のおかげでまだ地面は湿っているので
水遣りはなし。

雨はありがたいけれど、当然のごとく野菜たちだけでなく
雑草たちもその息吹を吹き返す。

ふう・・・この時期は抜いても抜いてもきりがない。

先日の雨のせいかスイカが割れてしまった。
収穫して食してみる。

うん、すごい甘いとはいわないけれどそこそこ甘い。
よく言えばたくさん食べれるソフトな甘さ。

こだまだし作りやすく、それでこの甘さなら満足。
しかも草伸ばし放題だったから・・・。

ここまで育ってくれてありがとう。

しかしあと6年はこの畝でスイカが作れないというのだからすごい話。
すごいというのか不思議というのか。
なら自然条件下ではスイカはどうやって種を保存してきたのだろう。

甘い果実を食べてもらって種だけ遠いところで
糞として出してもらって繁栄してきたのだろうか。

連作障害が必ず起こるならつけた果実が熟して
その辺に種が散らばってもその種で生長したものは
だめになってしまうことになる。ほんと?

何か栽培条件下での土壌の状態と
自然のままでの土壌の状態とは異なるような気がする。

せっかく根付いた植物がその地で繁殖を繰り返せないなんて
おかしい。

何かしらやっぱり人にはなかなか解明しがたい
自然の不思議な仕組みがあるんだろうなぁ。

それとも栽培作物と野生のものとの違いかな?
栽培作物は人間が都合のよいように選抜を繰り返してきて
できたいわば家畜のような品種だからある形質に特化した分
何かの形質がなくなったり劣ってしまったりしたのかもしれない。


10時より初の果実サンプリング。
第何花房の第何果かきちんとわかるように株から
切り取り、急いで実験室へ行ってへたをとり
総重量を計り、直径を計り、かみそりで半分に切って
果皮と胎座部を分けて、それぞれの重さを測って
サンプル袋に入れてフリーザーへ入れる。

一つにだいたい4分かかった。

実際はこのあとHPLC(高速液クロマトグラフィー)や
酵素の分析にかけるからほとんど一日仕事。

僕はバイトがあるので緊急措置。
夏期講習が終わったら一斉に分析にかけないと。



午後から実験室大掃除第二弾。

前におられた人のサンプルを処分。
サトイモやなしのホルマリン漬け。くさい。

その他先週片付け切れなかったものを
一斉に大片付け。

これで大分実験室もすっきりした。

ついに始まりました夏期講習。
今日こそ17時からだけど明日からは連日13時から。

バイト終わって23時ごろ。
今週締め切りのレポートに取り組むはずがやはり力尽きる。

だらしがない・・・・。


<写真>
花壇に咲いた朝顔(白)、
おとといの雨のせい?割れてしまった乙女スイカ。

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blackpigのnojo作業メモ
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