これから
2004/06/14 (月)

また研究室で朝を迎える。もうやだ。
布団でぐっすり寝たい。

寝た気はしないわ仕事は進まないわ。ぐすん。

<今日の作業>
実験トマト摘芯
籾殻くん炭チンゲンサイ、なす、金光菜、サラダ菜に播く
トマトわき芽とり

水遣りも結構時間がかかる。
どれくらい水をやるべきかは難しい。

よくしおれるくらい水を絞れば根がよく張るというけれど、
ちょっと気を抜いて枯れさせてしまったらこれまでの
苦労は水の泡だし野菜もかわいそうだ。

定植後すぐはまだ根が活着していないから
多く水をやらないと枯れてしまう。

ある程度根付いたらおそらく露地なら地中深くには
水分があるだろうからそこそこは大丈夫だと思うのだけれど。

しかしそうはいっても表面が乾いてからからごつごつだと
どうしても水をやりたくなる。

やりすぎて徒長はいけないが
絞りすぎて生長を害してもだめ。

なんやかんや論を並べても僕の技術じゃ
所詮気休めくらいにしかならないのだろうと思う。
ポットへの水遣りだってポットから苗を抜いてみたら
底のほうは乾いていた、なんてことがあった。

今だってたくさんの土にちょびっと水をやったところで
表面をぬらす程度なのかもしれない。


オクラがまた2本やられた。
土壌は虫たちの生活の場でもあるのだから仕方ない。

加賀節成キュウリ初収穫。
株に負担をかけないよう小さめで。


それにしてもものすごいスピードで生長する
キュウリたちを見ているからだろうけれど、
ナスやインゲン、ピーマンたちの生長はとても遅い。

ナスはアブラムシ、インゲンも何かに食べられたあとがあるから
そのせいかもしれない。

Purple Beautyはなんだか葉っぱがおわん状になっていて
少し乾いてかさついている。

・・・これはきっと何かの欠乏症か生理障害なんだろうなぁ。
あとでパソコンで農業技術体系を見たけどわからなかった。

露地のトマト達に水をやってと。
落花生はもう朝もすんでだいぶ立っているというのに
葉っぱをおりたたんでいる。

水が足りないのか・・・。
ひょっとしてまだ活着してない?

だから乾燥してる?そんなことはないと思うんだけどなぁ。
落花生は旱魃には強いというし。
なかなか大きくならないラッカセイ。どうなりますことやら。

サラダナは何株か虫にやられつつだいぶいい感じに育ってきた。
もっと大きくするか、欲張らずこの辺で収穫するか。
外からちょっとずつ収穫もいいよね。

トマトのわきめはしょっちゅう見てるつもりだけど
すぐ出てくる。
ちょっと見逃していたやつはすぐ大きくなる。
こまめにとってやらないと栄養が分散してしまう。

しかしこれだけトマトが並んでいるとそれぞれ個性が
あって楽しい。

やっぱり大きい実のつくトマトは葉っぱも大きいし、
小さい実のつくものは葉っぱも小さい。

デーんとよこに広く葉っぱを伸ばすものあれば
スリムに上に伸びているものあり(ただの徒長か)。


くん炭はどれくらい播いたら効くかわからないけれど
とりあえず葉ものとナスに播いた。
効くといいなぁ。

作業終了後ゼミのプレゼンテーション作り。

昼過ぎ悪い知らせ入る。

奨学金が不採用だったそうだ。
かなりショック。
きぼう21プランという利子つきの第二種は
申し込んでいなかったからこれで基本的には
修士に年間のお金のめどがつかなくなってしまった。

とりあえず後期の分の授業料は払えるけれど、
来年の分はない。

いくらバイトをしたって家賃プラスアルファが限度。
とても学費を捻出することはできない。

いや、やろうと思えばできるがそれだと全く
研究ができないだろう。
それじゃ本末転倒だ。

国の教育ローンがつかえるのか・・・・。わからない。
来年度の追加採用はないだろうなぁ・・・。

要するに僕の頭が悪かったということか。

親の扶養家族から抜けて自分で国民健康保険に入って
授業料免除に頼るか。
しかしそれだってあてになるものではない。

こうなるといかに自分が世の中を安易に考えていたかを
痛感する。

実際自分がもらえる奨学金の分働いて捻出しようと思ったら
相当大変な思いをしなければならない。

なのに簡単に天からお金が降ってくると思っている。

もちろん奨学金は基本的には将来返さないと
いけないものではあるけれど、受け取る奨学金は
直接的ではないかもしれないがたくさんの人々が一生懸命働いて得たお金から
少しずつ税金を納め、それが集められたものだ。

たくさんの人の思いが詰まっている。
それだけ重いお金だということだ。

僕にはそれを受け取るだけの資格がないということか・・・。

半年約25万。こうなると切実だ。

まぁ世間の人の多くは既に立派に社会で働いているというのに
はたちも過ぎて働きもせず自分の好きなことを
させてもらっているのだから楽しちゃ生きていけないということだろう。

どうにかして来年度の学費を捻出しなければ。
ない袖はふれない。どうしたものか。

安易な生活設計だった。
どうしても無理そうなら休学して働いて学費をためざるを得ないだろう。

それもまた人生のいい勉強か。


夕方からバイト。
またこれから週5日バイト。
しかしこれで俄然バイトも重要性を増した。
働かざるもの食うべからず。


プレゼン未完成。
また眠れない夜。いや寝ちゃうけど。
またやっつけ仕事になるのか。中途半端な僕。眠い。


<明日の作業>(ゼミのためできない可能性大)
ローズマリー播きなおし
くん炭増量

<写真>
いよいよ膨らんで大きくなってきたマスカットオブアレキサンドリア、
初収穫加賀節成、
ズッキーニの雄花。

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blackpigのnojo作業メモ
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