仕立て方
2004/05/12 (水)

む、今日は快晴だ。気持ちよい空。

でもまた明日雨らしー。きーっ!

研究室に来ると・・・おやおや、
昨夜の歓迎会のあとカラオケに行った面々がzzz・・・。

水遣り。


前の移植のときまだ小さかったので残していた
Green Grape、あと、大きくなってきた
ミニキャロル、ルイ60、ココ、Beafsteak、Sweetieを
ポットに移植する。

今回はメトロミックスという市販の土と川砂をミックス
したものにした。


終わったあと、実験用に栽培しているトマトの様子を見た
トマトに詳しい技官さんに注意されてしまった。

「あのトマトどうしたてるつもりや?」

し、仕立て方?

「誘引してやらんとそのうち倒れるぞ。
あっちが本業やってこと忘れんようにな」


僕にとっては野菜たちは野菜たち。
どっちも大事なのだけれど・・・。

勉強不足なのだろう。
きちんとトマトについていろんな育て方の文献を
読んでいたら、あれくらいになっていたらどういう
作業をしないといけないかおのずとわかったのかもしれない。

いや、自動灌水になっていただけにしっかりとトマトの
顔を見る姿勢になっていなかったのかもしれない。

なんにしても、技官さんから見れば僕はいい加減なやつに
映ったということには違いない。

信頼を得るのは至難の業だけど、失うのはたやすい。
誰からも見放されないうちに、自分の悪いところを
謙虚に治していかないといけない。


午前中先生がいらっしゃらないのでとりあえず
実験に用いるMS培地を作るための溶液を作る。

薬品の分量を量って蒸留水に溶かしていく。
結構時間がかかる。


なんだか蒸留水を作る装置がおかしいので
先生に見ていただくと、どうも故障らしい。

業者の人に来ていただくことになった。


昼から僕の面倒を見て下さっている先生がこられたので
仕立て方についてお聞きする。

予想はしていたが、厳しいお答え。
要するに、自分で考えなさいということ。

実験計画に従って、いつどんなトマトを育てようとしているのか、
そのためにはいつどんな状態の個体がどれくらい必要で
それを育てるには今どうしたらいいか、ということを
考えなさい、ということだ。


結局、僕の頭の悪さにあきれてしまわれたのか、
色々と説明してくださった。

要するに今のは親木であれで培養用の果実をとったり、
受粉の練習をしたり、わき目を挿し木して育てて
実験に使う。

なので、わき目はとらずにどんどん広げたらいいということ(多分)。

果実をとるためだったらわき目をとって主茎を
伸ばしていかなければならない。


ハウスに行って、麻ひもや支柱、誘引用の
支柱と茎をテープで固定する機械などの使い方を
教えていただく。

養液のチェックも忘れないようにと注意を受ける。


やっぱり自分で勉強して考えないと。
誰も僕の実験をやってはくれないのだから。


夕方、雨が多く、どうしようもないのでポットに
ラッカセイをまく。

どうかなぁ、うまく育ってくれるかなぁ。


ついでに友達が沖縄で入手したニガウリも播種。
レモンバームも蒔いた。

花壇をふと見ると、今日咲いたのかニゲラの花が
美しく咲いていた。

夜はバイト。


明日は京都で講義だ。そのあとバイト。
帰ってきたら深夜。

なかなか仕事は進まない。シュン。

<写真>
花が終わって実がつき始めたブラックベリー、
花壇で咲き始めた二ゲラ。

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blackpigのnojo作業メモ
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