ぼーっと
2004/05/10 (月)

うーしかしよく降るなぁ。雨。

夜中に30分くらい居眠り。
徹夜は次の日生産力が低下するだけなので
日ごろはまずしないのだけれど、計画性のない僕は
締め切り間近になって大慌てで無理をして
結局やっつけ仕事をすることになる。やれやれ。

とりあえず完成させて朝一番に先生に見ていただこうと
プリントアウト、先生の机においておく。

もうへろへろだけれど見ていただいてまた直さないと
いけないので寝られない。

とりあえず下宿に戻ってお弁当を作って
お風呂に入ってまた戻る。

最近本当に下宿には寝に帰るだけになっている。


なんだか徹夜すると次の日からだが妙に軽いというか
いわゆる"ナチュラルハイ"になるのがとても不思議だ。

頭脳労働は全然できないのだけれど。

要するに頭がボーっとしているということだろう。


とりあえず水遣り。なんだか漫然と水をやるだけになってしまった。

小さな変化も気づかず写真なし。
やっぱ人間夜は寝るものだ。


お忙しい先生に無理を言って原稿を見ていただく。
そのあと、実験で単為結果性の品種に
種のある果実を作る必要があるので
人工授粉のやり方を教えていただく。

先生の予備実験によると、どうもこの'京てまり'は
つぼみの段階で受粉させないと先に偽胚ができてしまうようだ。

ピンセットでつぼみを開いてめしべを出し、
葯から花粉をとって柱頭につける。

そのあと受粉をさせたことを示す印をつける。

とても細かい作業。難しい。
ちょっと力を入れると花柄を折ってしまうし、
花粉もピンセットの先にちゃんとついているのかいないのか
全然わからない。

先生が前もって受粉して下さっていた果実を見せていただく。
確かにちゃんと種がある。
対して、単為結果になっているものは、
種無しぶどうにあるような"種のあと"があるだけで
大きな種は見られない。

それでも数個は種ができている。

受粉させたほうも果実じゅう種になっているかというと
そうでもなくて種のあともいくつかある。

僕の実験は種のあるなしで比較するので、
この種のあるなしの精度をいかに高めるかも重要なポイントだ。

種あり区はなるべく多く、種無し区はできるだけ少なく。

あと、受粉後時間の経っているものは生長して
大きくなっているから種がよく見えるけれど、
まだ受粉後一週間くらいのものは小さくて区別がつきにくい。

この受粉後一週間くらいのものも見せていただいたけれど、
種なんて1ミリ以下の小さなもの。

いわれてみると確かにきちんと"種"になっているもののほうが
"種のあと"に比べて大きいけれど、ほとんど区別がつかない。

開花後から定期的にサンプリングして成分などを調べるので
受粉技術を高めて、受粉処理をしたものは
目で確認しなくても、「ほぼ確実に種ありになっている」、
といえるようにならなければいけない。


今日やってみたものに印をつけて、来週確認だ。
毎日ちょっとずつ練習しよう。


チェックしていただいた原稿を見つつ修正作業。
しかしちょっと気を抜くと睡魔が襲ってくる。

ボーっとしてほぼ廃人に近い。
あー非生産的だ。だらだらと時間だけが過ぎる。

こんなので仕上がるのかな・・・。

今日は「今日」中に帰りたい。


何とか11時過ぎに修正を終わらせ帰宅。
最近当日の日記の更新を朝に持ち越している・・・。

帰るときはやんでいたけれどそれにしてもよく降る。
ラッカセイが蒔けないぞナもし。



<写真>
つぼみ受粉させて印をつけた単為結果性品種'京てまり'。
種ありに育つか?

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blackpigのnojo作業メモ
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