移植
2004/05/05 (水)

harenotikumori.gif 今日はこどもの日。
連休も今日で終わりだ。

あー柏餅・ちまきー。食べたい。

昨日の雨はやんでいる。
雨のあとで少しひんやりしている。

水遣り水遣り。
うーん、相変わらず雑草君の発芽力はすごいなぁ。
抜いても抜いてもでてくる。

よーく見るとちーっちゃなハーブの芽?と思われるものが
でてきている。
早くおーきくなーれ!

・・・でも実は双子葉類の雑草だとハーブと区別がつかない。
イネ科など単子葉類だとすぐ雑草だってわかるのだけれど。
ほんとにハーブ君かなぁ。

かじられていた四葉きゅうりも何とか持ちこたえている。

ん?一つのポットにまきすぎたルッコラ、さすがにもう
一つのポットでは限界だなぁ・・・もやしになってる。

ポットを抜いてみると、やっぱり根鉢ができてる。

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作者注:
根鉢というのは、作物の根がたくさんの本数広がって
ポットやセルの中の土をしっかり巻き込み、
茎を持って上に引っ張ると土ごときれいにスポッと抜けるようになっている、
そんな状態のことです。

根っこで鉢が形作られている感じだから。だと思います。

僕のイメージなので詳しいことは園芸学辞典等を見てください・・・。

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うーんこれはもう移植してやらないとだめだなぁ。
あとでトマトを植える畝のあいているところに植えよう。

セルのトマト(Tigerella, Black Russian)
ももうだいぶ本葉が展開してきている。
大体2.5葉で移植だからそろそろかなぁ。

ちょうど技官さんがこられたので聞いてみた。
やはりもう移植したほうがよいとのこと。

よし、あとで9センチのポットに移植だ。
Green Grapeはまだ小さいのであとにしよう。


先生が育てたいということでまかれたミニカボチャ、
ほっこり姫も発芽していた。

移植をしたいところだけれど実験室の蒸留水生成機の
掃除をしないといけないのでいったん引き上げ。

先生といっしょにタンクの掃除。

ものすごい量のかすがたまっている。
要するに、僕たちが普段使用している水道水には
これくらいいろんなものが入っているということね。

軟水の日本でこんなのだから硬水のヨーロッパでは
どうなっちゃうのだろうか。

溶けているカルシウムとかマグネシウムとかは
沸騰させても当然出て行かないからなぁ。

そりゃ結石もできるわなぁ、とへんに納得。
・・・でも結石ってそれが原因?
間違っていたらごめんなさい。


非常に危険なにおいと色の洗浄液をタンクに入れて
4から5時間待つ。


さぁ移植だ移植だ。

技官さんによると土はいつもピートモスとまさ土を
混ぜて使っているそうなのだけれど、今まさ土がないらしい。

土は自分で考えて、だって。

困ったなぁ。


育苗用メトロミックスは高いらしいのでやめておく。
ピートモスも新品ばかりなので気が引ける。

というわけで、前にトマトのプランタ移植に使った
川土と畑の土をふるいにかけたものを混ぜて使うことにした。

雨のせいで土が大量の水を含んでいるので
ふるいにかけるのがかなり大変。重すぎる・・・。
土の粒子がくっつきあってふるいの目を通ってくれないし・・・。

ふるいをかけるのにくたびれて
なんだか川土のほうが多くなってしまった。

さぁポットを用意して移植。

ところが・・・
いざセルから苗を抜こうと思ったら
まだ根鉢が充分形成されていないようで・・・。

「ぷちっ」

こ、この音は・・・。

せっかく伸びた根っこを切ってしまった・・・。
でも今更戻してももういっしょ。
仕方なくポットに移植する。

これじゃセルに植えた意味ないじゃん・・・。


ここでやめておけばいいものを、
結局全部やってしまった。

根鉢がとりあえずできていたのは7割くらいだった。

まだ幼い苗にとっては少しでも根が切られることは
死活問題なんだろうなぁ・・・。
あぁ・・・悲しい。何とか回復してほしい。
早く活着(要するに根付くこと)してくれることを祈るのみ。

さて次はルッコラか・・・。
ルッコラってアブラナ科だよなぁ。
やっぱり屋外だと虫たちのえじきかなぁ・・・。
プランタがいいかなぁ・・・。

迷った挙句畑に。

雨のおかげでべチャべチャの畑。
長靴が土の中に沈んでいく・・・。

しかも貝割れ大根状態のルッコラたちは
かなりの本数ある。

育苗バットでばらまきして間引く方法を取ればよかった・・・。
今更後悔している。

ポットにはあまりにいっぱい生えすぎていて、
間引きすると8割は犠牲にしないといけない。

本当は本葉4,5枚で移植。

あまりにもったいなくて
間引きしてそこまでの生長を待つことができないので
頼りない貝割れ大根の一本一本を
丁寧に根っこをほぐして
畑に植えていく。あぁ気が遠くなる。

でもohyakusyou2001さんの日記にはレタスなど
千本単位で定植しておられるくだりがある。

そりゃそうだよね。
一つ100円や200円。大量に育てなければ
とても農家として暮らしていくことはできない。

これくらいでへばっているようでは
農家さんの気持ちをたとえわずかでも経験する
ことなんてできない。

トマトよりこのルッコラこそ根付いてくれるか
心配だけれど、一つ一つ10cm間隔位で植えていく。

最後に水遣り。


ついでにトマトに混植予定のバジルも育苗バットに
種まきする。
意外と持っていた種の量が少なかったので
またまたお気に入りになってしまった100円ショップに買いに行く。

この広いnojoにシソくらいあると思っていたのに
ちっとも見当たらないので仕方なくシソの種も買う。

これからはこぼれダネで毎年育つようにしよう。

帰ってきてバジルとシソの種まき。

あれれ??
今買ってきたバジルと持っていたバジルの種の色が違う。

買ってきたのは黒、持っていたのは黄色や赤。

スイートバジルにも色々種類があるのかなぁ。
シナモンバジルとかがあるのは知っているけれど、
スイートバジルとして買ってるからなぁ。

うーん。生長の様子を見てみよう。
持っていたやつは違うやつだったりして。


本日の作業終了。

戻って昼食。
ボーっとしているとすぐ朝の掃除の続きをする時間。

紫色の怪しい洗浄液を洗い流し、再びセッティング。
出すときもそうだったけれど色々と手順があり、
ねじも色々あり、結構時間がかかる。

ポンプのエア抜きも終わり何とか無事終了。
先生お疲れ様でした。

さて夜は勉強・・・。
あとゼミレジュメ提出まで一週間を切ってしまった。
まずいな・・・。

まだどれにするか決められない。
なんだか難しい、というのか、内容がわからないから
かも知れないけれど、読んでいて、「面白い!」「へぇ」
と思えるものがない。

もうそんなこといってるような場合じゃないなぁ。
まいった。

明日は講義だし金曜は技官さんたちの
早生のたまねぎ'ソニック'収穫をお手伝いさせていただく
つもりだし。

むむむ、ゼミがいい加減では絶対先生に怒られて
今後のお手伝いを禁止させられてしまう。

ここは正念場。


なんだか最近似たようなことばっかり書いてるなぁ。
進歩なし。

早く論文決めて調べて書き出そう。レジュメ。


<写真>
だいぶ生長してきた移植前のBrack Russian、
Tigerella。

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blackpigのnojo作業メモ
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