朝いつものように水遣り。

加賀節成の一つが虫なのかなぁ、双葉をかじられてしまったので
仕方なくポットから取り除く。

こんな小さくても立派に根を生やしている。
生き返らないかなぁ。。。無理だよね。

これならまだあきらめはつくんだけど、間引きの場合は
心が痛い。
間引きの原理や必要性はわかっているのだけれど、僕は苦手。

空いたポットに100円ショップのルッコラをまいた。

お、数日前にまいたプチトマト'ココ'の芽が出てる。

講義で京都に行くまで、少し時間があったので実験用トマト(挿し木)の
果房と葉かび病にかかった下葉を取り除いた。

挿し木した苗なので、まだ実がなるのにエネルギーを使ってもらっては困る。
それにしても、こんな小さいのに立派に実をつけるんだよね。

前回の農薬はあまり効かなかったようだ。
僕のまき方が悪かったのかもしれない。
葉かびは葉の裏にいるそうで、重点的に裏をめがけてかけたつもりだったのだけれど。

もともと僕が挿し木するときにきちんと下のほうの葉を
切り取っておかなかったのもよくない。

そのせいで葉が混みすぎて風通しが悪くなってしまった。
育苗ハウスは加温されているし、ミストで水がまかれるから高温多湿。
もともと親木にも葉カビがでていたそうなので、
病気の出る条件としてはよくそろっている。

実験に使うトマトの親木になるものなので、丈夫に育って欲しい。

夕方に1000倍液肥をやった。
ちょっと散髪しすぎて風通しはよくなったけれどちょっと心細い。
残った葉っぱ達、どんどん光合成頼むよ！


講義で京都に行くのは正直言うとちょっと億劫だ。
お金も時間もかかるし結構体力を消耗する。

でも今のような春の陽気麗らかな季節には
鴨川沿いを自転車で走るのが気持ちいい。

キャンパス内で友人や先輩後輩に会えるのもうれしいこと。
今日は院の先輩と自主ゼミの後輩に声をかけてもらった。
普段僕はあまり自分からは声をかけないほうなのでお話ができてうれしかった。
声をかけてくれる友人がいるというのはとても幸せなことだと思う。

ずっとnojoにいるのも、いつも同じメンバーだし
閉鎖的であまりよくないと研究室の先輩に言われていた。

確かにそれはそうだ。
一週間に数回、車窓から移り行く景色を眺めたり
自転車で街を走るというのも心の健康にはいいだろう。

忙しくても、あくせくしてそういうゆとりを失いたくないと思う。

講義を終え、帰ってきてゼミのネタ探し。
なかなか難しい。優柔不断だし。

個人的にはアレロパシーや間作、混策、輪作、緑肥、なんかに興味があるのだけれど、
先生達にはあまり面白くないだろうなぁ。

結局自分のテーマのトマト関係を探す。ぅぅ。
トマトに関する文献は異様に多い。ぅぅ。

とりあえずめぼしをつけて読んでみる。難しい。
論文二本をA4・6枚に・・・きついなぁ。
どうしよう・・・。

技官さんと先輩にキャッチボールに誘われる。何ヶ月ぶりだろう。
すぐにへばってしまう。体中がぎしぎし。
なんと情けない。

肩が重い。普段使わない筋肉を使ったので明日はきっと苦しむことになるだろうな。

あれこれ悩んでいたら夜は更けていくのでした。

あ・・・明日は実験計画発表会だ・・・。

<写真>
技官さんがクリスマスの高値の時期に出荷をもくろんで育成中のイチゴ
(触手のようなランナーを伸ばしている)と芽を出したココ。