2017/01/27 (金)
寒いけど 比較的暖かい日
10日ほど前から 喉の痛みに始まって咳、鼻水、頭痛、の症状に、通院して薬を飲んでもあまりよくならず まだ喉は痛いしよく咳く 悪寒はしても熱は出ず、だらだらと仕事は続けているが まいった
毎月届く小冊子の中に うたかたの日々(諏訪哲史) というコラムがある 12月号の目にしたその内容が今の自分の気持ちに添い、残しておきたくなった
秋は美しい。恐ろしいほどに美しい。そう思う。でもそれはこの暮れゆく季節を一日一日と過ごす「生」たちが喩えようもなく苦しく悲しいから、同じだけ美しくなるのである。 誰もがやがてここを、この世界を出てゆく。どうしてここに来たかも判らぬうちに、そしてどうして去るかも判らぬうちに、宇宙の暗黒の中、豆電球が一刹那、ふと点いてふと消えるように、短くも儚い命を燃やして生きる。その小さな明かりの中に計り知れぬ生の悲しみが満ちているのに、それ、その情動を美しさであると思わずに生きてゆけるわけがない。 呪われた旅人。秋を生きる旅人。君は悲しみの中を、その美しさの中を生きている。生きていることの意味が判らないという悲しみほど、儚く美しい感情が他にあるだろうか、旅人よ。
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(1) 美しいもの
私の身長を超えた万両と咲き始めた椿
ヒヨに見つかってこの赤い実がなくなるのも時間の問題だよ・・ そうやって みんな生きている
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