入院日記
2014/09/17 (水)

hare.gif  青にきれいな白の雲 秋空  

退院 \(^O^)/


11日 長女に付き添われて 名古屋大学付属病院に入院。
  

 まず執刀医から手術に関して詳しく説明を受ける。
この時点でも肺癌の可能性は90%、10%はその他の可能性があると言われる。
病気になって初めて知ったのだが、右肺は上葉・中葉・下葉の三つ 左肺は上葉・下葉の二つ分かれていて、私の場合は左の下葉にある腫瘍及びその下葉全体と横のリンパ節を胸腔鏡手術で切除する。途中で開胸手術に変更することも有るそうだが順調に進めば三時間の予定とのこと。
内視鏡検査で怖い思いをした 合併症(肺炎、出血、バイ菌感染、血管が詰まる病気色々、肺ろう、リンパ漏れなど)もしっかり聞いて1時間ほどの説明が終わった。

 その後、看護師、麻酔医、リハビリ訓練士、薬剤師が入れ替わり病室へきて説明し、数々の同意書、申込書等を記入し、レントゲン、血液検査・・・と慌ただしい手術前日 でした。 

12日 手術日 

 朝 「よく眠れましたか?」と何度も聞かれ 都度「はい、まぁまぁ」と答える。そもそもノー天気な性格で心配で眠れなかった・・こともなく午後2時予定の手術を待つ。早まることはまずない と言われていたのに1時半頃呼ばれて歩いて手術室に入ったのです。
家族に手を振って入った所は広く、あちこちに看護師さんがいるけど手術台はない。そこからまた歩いてope1 ope2
ope3・・・・・ と室がいくつも並んでいる廊下に入りその中の1室へ。
横になって背中に麻酔点滴用の針を刺し「麻酔を入れますね」の声、3.4秒で眠りに落ちた。
 
目覚めたら病室に戻ってきていた、家族がみんないる。
術後30分ほどで覚醒する と聞いていた・・そんな時間だったのだろう。ボーッとすることもなくすっきり目覚めた感じだった。
予定より相当早く戻ってきたらしい。
皆でお茶飲みに外へ出ていた時、一人病室に残ってくれていた娘婿から「手術終わって戻ってくる」連絡があり慌てて病院に戻ったそうだ。
早過ぎてヤバイんじゃ?と思ったらしい。
そ 開いただけで閉じたパターン。
執刀医から とても順調に進んだ事を告げられてようやくホッとしたそうです。取り出した部位を見せられた夫の感想は「きれいなピンクというよりは レバーのような色で 大きかった!」
痛み止めをいくつか使っていたからか辛いほどの痛みはなく 時々呼吸が苦しい程度でも やはり眠れぬ夜が明けた。

13日 術後二日目

 昼から食事が出る。1口2口手をつけて ほぼ食べられません。
そして リハビリが始まった。
まず 体を起こす。ベットに腰掛ける。立ち上る。歩く。
痛み 吐き気と闘いながらサポートして下さるのでなんとか点滴のスタンドにしがみ付いて廊下を10mほど歩いた。
昨日の今日やで 殺生や!
でもこれが回復へ一番の近道だってさ・・ぅぅぅ

 息子達が大阪から見舞いに来ようとしてくれたのだが、高速のあまりの渋滞に京都から引き返すと連絡あり帰っていった 3連休の中日。
えらい目だけさせてしまったよ。

14日 術後3日目

 朝 体に刺さっていた管を全部抜かれた。一気に全部、 多分6本かな?
肺に繋がっていたドレンの一番大きな傷だけ痛み止めを打って縫って すっかり身軽になった。
昨日のしんどさとは雲泥の差 こんなに楽になれるものか〜!を実感
何にも掴まらずゆっくり廊下を1周歩く。
トイレも行ける。
シャワーも大丈夫♪

15日 術後4日目

ゆっくりだが病棟廊下2周は歩ける。1Fのコンビニへも行ってみる。戻ると息が荒くなるので無理はしないでおく。
術後初のレントゲン、血液検査は OK
この病院の食事は前の入院した病院より量が多い。
しかも油を使った献立もあってちょっとびっくりした。 病人食って感じじゃないし・・餃子や魚のから揚げが出たりする。
美味しく頂きましたけどね。
そろそろ退院?の話がでた(^^) 

16日 術後5日目

回診で「調子はどうですか?」と聞かれると「もうバッチリです、走れそうです」と主治医に答えた私。
「明日のレントゲン・血液検査がOKなら明日以降に退院してもいいですよ と言われて じゃー明日 決定だわン♪

という経過で予定通り術後6日目に無事退院してまいりました。
御心配下さった皆さま 有難うございました。
本当に私は癌だったのかどうか???次回の診察で明らかにされます・・・

i0 i1 i2 (1) お世話になりました
14階建て病棟
(2) 14階からの眺め
私は子供の頃に一度きり来た記憶
娘達には馴染みの場所
桜の時期には大変な人出 
眼下に広がる 鶴舞公園
(3)
 
barglの家庭菜園日記
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