2012/01/23 (月)
白と青が半々の空
暮から編み始めたカーディガンがようやく完成か の所に、先日やってきたKさん。 そのときの第一声が「何か編んでない?」だったのだが、早速「ほらもうじき出来上がるわ」とルンルンで 見せるとえらく気に入られてしまった。 「世話になった家のお嫁さんに上げたいから譲ってほしい〜」おまけに「アンタにはちと派手やわ」と、よけいな一言を付け足す(笑) その後キチンと仕上げてアイロンをかけ着て見ると 我ながらよく似合ってる。 手放すのはやはり惜しいな〜と思っていた。 夕べ来たKさんは「もう先方へ話してしまった」と、早速にKさんの独断で決めた金額を支払い お持ち帰りに〜 喜んで着て下さるなら よ〜し と、自分を納得させている。
「お正月明けに其々入院した」と夫の姉から連絡をもらったのが1週間ほど前で、義兄とその弟のお見舞いに出かけることになった。 病名は心筋梗塞と癌。 ところが心筋梗塞の兄は病状が落ち着いたそうで、前日に退院して土曜日のお見舞いに同行して来ていた。 「大丈夫ですかぁ?」に 「退院したら どんどん元気になってきた」と、見た目は元気そうで 弟の方ばかり気使う。
私など少し体の調子が悪ければ不安になり、薬を飲んだり、医者へ走ったりするが・・ 大方の人はそうする。 でも そんな人ばかりじゃない と癌で余命を宣告された人を目の前にし、その奥さんから事情を聞いて強く思った。 かたくなに自分の意思を貫き、命を縮める人もいるということ。 医者嫌いで 決して診察を受けようとしなかったが、周囲の説得で診察は受けたものの その指示には従がうことなく 治療せず酒もタバコも止めず2年経過して、今回の入院になったそうだ。 今はもう手の施しようもなく点滴だけで命を繋いでいる。毎日毎時間毎分自分の命と向き合って 時が流れていく。 「頑張ってね」とは言えなかった・・・
-
|
(1) 似合うんです(^^) このカーディガン
(2)
(3)
|
|