2006/04/13 (木)
風はない もったりした(どんなん?)暖かさ
午後、銀行へ出かけるとその駐車場すぐ横の耐震強度不足で話題のホテルの、強化工事が始まっていた。 何もなかった所に数ヶ月で大きな物体が出来、ずさんな中身が明るみに出た時、傍を歩くのも怖い気がした。 人間のすごさ、傲慢さ、哀れさ、しぶとさ、色んな面を見せつけたその物体は人々が安心して過ごせるホテルに生まれ変われるのだろうか、と同業者の端くれで仕事をしながら思う。 その向こうに建築中の新しいビルが姿を現し、近々完成するらしい。 かつてそこにあったビルの中に店があり、仕事をしていた。外部的な要因で(確かにそれを見逃した我々にも問題はあるが)なんにも失くなってしまった今、その跡地にそびえ立つ姿を見て素直に感嘆は出来ない。つまり引きずっている。 時の流れは素早く、一生懸命舵取り暮らしているつもりでも、足元をすくわれ思わぬ方向に流されたり、いつの間にか違う流れに乗ってしまうこともある。 激せず、騒がず、競わず流れに乗っていけたらきっと幸せなんだろうけど、できないんだなぁ。
これが人生というものさ・・
ホテルの補強工事から思わぬ方向へ 人生を語ってしまった(^^)
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(1) 工事中のホテル
右奥に見えるのが近々オープンの商店、公共施設、住居などの集合ビル
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