わたしの叔父さん
2018/02/06 (火)

hare.gif * もしや、叔父の生まれた93年前の今日も このように雪の散らつく寒い日だったのでしょうか  

几帳面で律儀でシャイな叔父の生き方そのもののように きっちり93年の天寿を生き抜いて、
今日、家族や友人知人に送られて旅立ってゆきました  

趣味の多い人でしたが、目標を決めるととことん精力をつぎ込んでおりましたね  

フツーの年寄りの暇つぶしではなくて  
若い人に混じって漢字検定とか韓国語の勉強とか  
きわめるまでやるんですよ、これが

いつぞや、刃物作りに凝っていた時、手製の包丁を一本貰いましたが、  
やはり素人の作、マナ板とのビミョーな角度が玄人の商品とは違いましてね、
「あれ、使とるか?」
「うん、鶏のエサを刻むのに使とるよ  よう切れる」
「そーか」  
たぶん、不本意でありましたでしょうが・・・・ 

婿養子に行くのは嫌だ、と結婚式の前日に家出をして丸一日帰って来ず 親戚じゅう大騒ぎで探し回ったものだ、・・・・とは今日にして初耳のワタシの従姉の話  

スーパー爺さんの弟やのに性格はまるきり違ったね、とは別の従兄の話  
ummmmmmm・・・そんな感じもするけれど、
やっぱし、己が分を心得た性格の根底は似通っていた気がする  

病気を抱えながらも陽気に元気に、自宅でその朝も家族と会話を交わし、  
気がついたら(周囲が、ですよ)息してなかった・・・・なんてね  

「あやかりたい」と高齢の友人たちが口を揃えてましたゾ  

 
婆誰坂の菜園きまぐれ日記 和歌山
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