2017/12/15 (金)
* 長崎の街・・・ではありません
母親が週2日ディサービスに通っている施設は、かつらぎ町の北山奥深くに在りまして、 ワタクシが母親一人を乗せて送迎に山道を走るんですが 我が町からR24をはずれ、大型農道に入りますと立派な道がついておりますがすれ違う車はほとんどありません 過疎の集落を縫うように続くこの道はかつての地元の産業(柿、みかん、桃の栽培)の発展を担って着けられたもの、 繁栄の時代はアッというまに過ぎ去り、 後継者のいない里山は荒れ果てるばかり
遠目に真っ赤に燃えるような一群は、生るだけ生って収穫されることのない熟れた柿の山 柑橘類は果実が自然落下しないので放っておくと樹じたいが弱ってじきに枯れてしまうが、 柿は熟し過ぎるとボタボタ落ちるので 手入れをせずとも翌年はまた時期が来れば花が咲いて実を結ぶ 農道を走ると、もう何年も何年もたわわに実をつけた柿山がそこここに点在する それが毎年増えていく
柿山が真っ赤な顔をして泣いているように見えて胸がつまるのは 柿作りの苦労を知る農家の人間だけ?
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(1) 遠くの山は嵯峨谷の辺り
(2) 一本の木にこれだけ生って、 枝がちぎれそう
はるか向こうの右端の白い建物は10年ほど前に「東洋一の撰果設備を誇る」と鳴り物入りで作った「かつらぎ中央総合撰果場」 その左側の建物がさいきんオープンした特養施設 その隣の老健のリハビリに母親は通っている
撰果場に行く軽トラより施設送迎車の通行が頻繁なんでないかい?
(3) 前方は九度山と高野山地
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