2016/09/26 (月)
* 同い年の友人に「かず子」さんがいましてね、スズムシを飼っていまして毎年孵化させて鳴く季節なると「欲しかったら分けてあげるから来て」と言われてます スズムシの音色は好きですが、貰いに行くのがちと遠いので(車で30分程)つい億劫で もう3年ぐらい我が家にはカラのケースが置いてあるだけ(そのケースも5年ぐらい前にスズムシ数匹がスズムシの隠れ家&餌付きで かず子さんちからやってきた)
今日、友人たちとかず子さんちにお邪魔してすてきな話を聞きました
ある日、かず子さんちに用事でお婆さんに連れられて近所の小学二年生の女の子がやってきたそうな 玄関に並べて置いてあるスズムシ飼育箱を熱心に覗き込んでいる女の子に「スズムシ飼いたいなら分けてあげよか」と声を掛けると、 女の子は喜んでスズムシの入ったケースを大事に抱えて帰ったそうな
しばらくして 一通のお礼状がその女の子から届いた 「かず子さん こんにちわ」で始まるその手紙を 「老眼鏡ないと見えん」という我々に披露して、 「聞いて」 と言うて、声に出して読み上げてくれました
スズムシを貰ったのが嬉しくて毎日観察に励んでいること、 スズムシの体は黒いのにヒゲは白いこと、 スズムシが鳴くと、羽がハートの形になること、 を見つけた、と
ワタシもね、スズムシの音色に耳をすましていても じっくり観察したことないなー ほんまにハートの形になるのかな こんど見てみよう
字の上手なかず子さんはその女の子にお手紙を書いたら、またまたお返事が返ってきて、 こんどは、呼びかけが「大好きなかず子さん」になっていました^^
2通は、たぶん かず子さんの宝物 メールでは届かない、心の奥深さ、でしょうか
|