35日の法事
2015/12/21 (月)

ame.gif * 昨日は婆様の35日の法事をやりました  35日というのは真言宗では49日忌が3ヶ月に渡る場合「35日引き上げ」というのをやります  
つまりお墓にお骨納めの儀式を49日でなく35日目に引き上げて行うわけです  
    
我が家も婆様の身内の関係者12名にお集まり頂き、午前10時より院家さんの読経と法話、49日のお餅切り(傘の餅と言う平たい一升のお餅を弘法大師の修行僧の人型に包丁で切り分ける  蓑傘を被って杖を持ったお大師さんのイメージです  小さく切り分けた体の部分部分を自分の故障のあたりを希望して拝領する  お大師さんが治してくれると言い伝えあり)  

日頃は時間励行の院家さんが30分以上遅刻し、お墓に行くのが遅くなる→お昼が遅くなる  ということで、12時に予約を入れていた割烹「鶴家」には午後1時前に滑り込み  評判のいい「鶴家」のお料理を期待して朝飯抜き・・・早くしてくれぃ    

ポカポカ日和に恵まれて一つの行事が無事済みました やれやれ  
前夜ふと思いつき近所の物知り婆さんに電話「あのさー 院家さんに35日のお布施ってナンボ包むんやったかナ」
寝ぼけ声の80歳が出て、
「3万円!」  
「えーっ  3まんえん?」 
「あっ、ちごた   49日までは諸行事全部前払いしたあるからナンにもいらんいらん  よけいなモン包みなや  包んだらナンボでも取りよるデ」←(この人 お寺さんと心安いんやけど これ本音デス^^;)  

・・・・ということでありましたが、いちおう「粗末料」とした包みを院家さんの近くに置いておいたが読経の院家さん慌てていたのか、そのまま残っていた  
「いらんのやろか・・・」と思ったけど今朝からお寺に持参したらニコニコ顔の住職の奥方がいた   まー「いりません」とは言わんわなー   
80歳に言うと「よけいな事を!」と怒られるので内緒^^;      
 

それから 「これから初盆、一周忌、3回忌、と3回泣いても笑うても5万円いるで」とな  
内訳は、院家さんに読経代3万円、粗飯料1万円、ご町内に寄付1万円」と合計5万円ですと  
檀家さん こんかえ用意してからでないとあの世行けまへんでー^^;      
  

 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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