爆笑和歌山弁劇場パートU
2015/09/15 (火)

hare.gif * 昨日の日記タイトルの「今日わは」を「こんにちわ、は」と読むのはマチガイです  紀州人は「今日(きょう)」と言うとき、「今日わ」(きょうわ)と「わ」を付ける  

なんの為にそうなったのかわかりませんが、江戸の昔 紀州は城下町、徳川さんのお膝元で諸国からのスパイが暗躍したことから たぶんスパイ避け、かと・・・・  
  
で、例によって 先祖が城下町の住人ヒコバエ地方のおばちゃん同士の会話  
「あっでー どうない?  ごーせに汗かいて歩いちゃあらいてー  どこ行くんなェ?」  
「あっでー おまん 見とったんかェ ふわわりよォ〜 きんの めっけもんにエエびしゃこあったんでナーェ、ちっと早いけど今日わは天気になったんで てておやの彼岸参りに行てこう思てョ」 
「あっでー ほんまにかぇ  おまんとこの墓とわいんかぇ?」  
「いや、そこじょ」  
「ほや 気つけて行っちょいなぁ」  
「ほいたらな!」  

解説  
 ・「あっでー」は驚きや感心を現す和歌山のおばちゃん限定の表現で、男性や子供はまず使わない  驚いた時、感動した時、同情した時などテンションを変えて見事に使い分ける^^ ←マエオカテツヤ著 『ポケ単 和歌山弁』参照  

で、わかりやすく標準語になおすと、
「あら、どうしたの? いっしょうけんめい汗かいて歩いてなさるけど どこかにお出かけ?」
「わぁ〜 あなたに見られてたのね 格好悪いわ  昨日、産直めっけもん広場で良いビシャコ(墓参りの花木)を買うたのでちょっと早いけど今日はいい天気になったので父親の彼岸参りに行こうと思いましてね」
「あら そうなの、お宅のお墓は遠いんですか」
「いいえ、近くですよ」  
「それなら 気をつけて行ってらっしゃい」 
「さようなら」  
 
・・・・とまぁこんなふうに面白くもナントモナイ会話になるのでございまして。。。。^0^)

 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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