えべっさん あれこれ
2014/01/08 (水)

ame.gif * 9区Aご町内婆誰坂界隈の目と鼻の先に、8区のお歴々が仕切る「市場のえべっさん」が鎮座ましましてね、
今朝から降りしきる雨をものともせず明後日の宵戎の準備に住人が駆り出されていましたよ  
午前中に福笹を売るテントを組んで夕刻から灯りをともし、通りかかった人たちは「あっ、もう明日がえべっさんや」と囁きあっております  
ちゃうでぇ、まだ一日早いでぇ  

うちはもう去年に笹を買いましたので今年はパスです  
なんでってね、えべっさんちゅうのは贅沢を嫌う神さんだそうで 「毎年笹を新しくせんでよろし  福をたばりたければ始末しなはれ」ちゅう教え(?)があるそうで 「エエこと聞いた」とばかりに即実行に移しております  
8区の売り子婆さんたちにはたぶん冷たい目で見られているんじゃなかろか、とおもうんですが 今日び福笹に付けてもらうジャラジャラ飾りもけっこうお高いのですよ  

それになんちゅうても え〜えへへ・・・西宮とか今宮戎さんのようにとびきりの福娘さんにジャラジャラを付けてもらうんならエイッ!と大枚奮発となるんでしょうがね^^;   
でもね、昔福娘さんの立ち並ぶテント(関所)の前を通って近隣では名のとおった名古曽戎神社詣でに行く善男善女も多いんですわ  
ワタシはそんなおっそろしいことはようしませんけどね    
ついでに去年の古い笹をテントの陰の箱にほかして行くのもいてるんですって  怒ってましたデ、昔福娘さんが(捨てるのはコッチで買うのはアッチかい)    

そうそう、名古曽の戎さんは「蛭子(ひるこ)神社」とも言うんです  なんでか、と言いますと、戎さんとはもともと体の不自由な神さんで足で歩けない、そこで蛭(ヒル)に姿を変えて水辺を泳いでたどり着いたのが浦の段と呼ばれる高台だったそうな(わが町の場合)    

皆さん、もしも田んぼで蛭を見つけても「わっ きもちわる〜」と思いなさんなや   
もしかしたら そいつは戎さんの化身かも  福もらいそこねまっせ^^;    
  

 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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