極早生柿(坂口早生)収穫
2012/09/20 (木)

hare.gif * 渋柿に接いだ枝だけという極早生柿の収穫は朝露の消える頃合いを待って収穫  コンテナ4個を出荷  
たった4個といいますけどね、柿の顔4面ともアカ(黄土色は× 朱色かかった物が合格)やないと  
出荷基準に合わん、ちゅうことで没収されるんよ  

ためつすがめつ思案しながらハサミを入れておりますので昼までかかってしまいましたわさ  
コンテナの柿に新聞紙のせて一箱づつビニール袋被せて全体を銀紙シートで包んで発車オーライ  
片側の銀紙がはずれて風になびいてるが 降りてなおす時間がない      
そのまま11時半に選果場に滑り込む  
「池田くん、セーフやろ?」  
「セーフセーフ、受付は12時までや」  
あれ。。。 いつから?  前は11時半やったやんか   
 
刀根早生はまだ色が来んので採れません  
 
午後から、槇提げて龍門山麓の爺サマの姉サマの墓参りに行く  「オレも行く」という爺サマ乗せて    
槇は2本しかないが、花筒は4本ある  
「アッチの先祖さんとコッチの伯母チャンの墓石のどっちに挿す?」  
こんな場合、爺サマは決まって「コッチに挿しといてくれ  オレは姉の墓参りに来たので 先祖に参りに来たんやない」とのたまう    
明治生まれの伯母は嫁して後、どうも苦労つづきであったらしい  
晩年の豪快な伯母からは想像できない心のヒダに溜めていた涙の数々を弟は思い遣っているのだろう  

帰りは新龍門橋を渡る  
来年の開通を控えて工事を急ぐ京奈和道のインターが正面に見えた

 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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