2011/11/02 (水)
* ウチの町にもご奇特な人は居て自分が丹精のバラを路行く人に見せてあげようとな 早よ行かなもう明日で仕舞いやで、と言うて教えてくれる親切ご近所サンがいましてね
へ〜ぇ、裏木戸を開放して自由に入れるようになってんのね ソッチコッチにベンチを置いてくれてるし、いちばん奥に休憩所をしつらえセルフサービスやけど紅茶・コーヒ・お茶のセットもありぃの・・・誰も飲んでなかったけど ちょっとも鳴かんスピッツの番犬が花壇の真ん中で尻尾を振ってた 花作りが趣味のウチの婆チャンの所望でね、お伴しましたのよ 何回も「枯らしては買う」を繰り返してた婆チャンもとうとう学習したと見えてさいきんバラと縁を切った 目が悪いからね虫が見えんのよ バラ園の大将がバラにはこれが一番、と見せてくれた薬が『ダコニール』 これだけ株数が多いと消毒は動噴でやるんですと
感心しながら見学していた婆チャン、やおら立ち止まり「この黄色いバラええなぁ 一本切ってくれへんかい?」 ギョッ、ワタクシ慌てて止めましたよ 「あきませんて、まだ明日もう一日客に見せんなんのに今切られへんよ」 「そうか、明日やなけらアカンか・・・」 大将がニガ笑いしながら 他に誰もいなかったので『誰にも言わんといてよ』と言いながら バラの枝を5本切ってトゲを外してくれたけどね、モチロン黄色のも^^ あ〜ぁ、こちら冷や汗たらたらじゃ さーすが、ババタレザカのオッカサン エエ根性してる て言うやろなぁ、キミちゃん
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(1) ばら園入り口
(2) 正面
(3) 右回り
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