＊　カナヤマジではありません　紀州きんざんじ味噌は　　
江戸の昔、紀州に大飢饉があった時　醤油の産地湯浅地方で　　
「もろみ」に茄子、白瓜、生姜などの野菜を加えて貯蔵しておくと美味しいおかず味噌になる　　
ということで広く伝わり今なお山間部では盛んに作られております　　　　

ま、これも紀州独特の倹約精神から生まれた名物　　
ファンは多いです　　
かつて龍門山麓に住まいする我が伯母の作り給いし『金山寺味噌』はそれはそれは美味でございました　　
ヒミツは砂糖の代わりに蜂蜜を使うということでした　　
伯母をなくして数年、あの味は２度と味わえないと思っていましたら・・・・　　
なんということでしょう　　
ウチから目とハナの先においでの奥方が去年の秋に「蜂蜜入り金山寺味噌を作りました」と言うて　　
分けてくれはりました（この奥さんは河内古市の出身　　エエ言葉使わはります^^;)　　

今年のお味噌は６月か７月始めの頃に搗くそうな　　
このチャンス逃してなるものか　　
・・・・ということで、今年から弟子入りさせてもらうことになりました　　
材料は、米７合、麦７合、小麦７合、餅米７合、大豆７合、と全部で３升５合　　

問題の「蜂蜜」ですが、皆さんご存知でした？　その製品に（蜜蜂が集めた）蜜が６０％含有であれば　　
『純粋蜂蜜』と表記できるんですと　　
あとの４０％は水飴かブドー糖かはたまた・・・・？　　　
（この業界もちょー甘いのね〜まじめに生きてる我々はいったい何？）　　

「１００％蜜蜂の集めた蜂蜜」があるそうな　　
ほんまかいな。。。　　
いっぺん味見せなあきません　　
行ってみよう！　　　　
　　

(1) 雨に映えるアジサイ　　一株でこんなふうに咲き分ける (2) 胡瓜播種２回目　「Ｖロード」＆「北進」　 (3)