あとひとつ!   
2010/12/12 (日)

hare.gif * こぶち始めて3週間経った隣の屋敷がとうとうあと1棟残すのみとなった  
4棟とばかり思ってたら実際は6棟あったのだ(@@
昨日朝、こぶちかけの蔵を覗いたら、滑車付きの大きな長持ち2棹が所在なさげに横たわっていた  
これって昔の質流れ品やろか(隣家は昔、質屋)  
たぶん こんなもん現代なら置き場所に困るわなぁ。。。  

そうそう、先週の金曜日は、堀越(ほりこし)へ一走り  
知人の写真家が写真展の案内状をくれたのだ  

なぬ? キャカラバア? なんじゃそら  

昔からこの辺りでは癪(しゃく=急な腹痛)に霊験あらたかというので有名な堀越の観音さん  
その古刹近くの一軒家で12月いっぱいの金、土、日、月に営業のお茶屋さん『月空』に合わせて写真展をやっている  

まぁ、しかし ここの集落もだんだん住人が居んようになって、  
現在はお寺も入れて4軒なんですと、人家は    
嵯峨谷の集落も過疎やけど ここはもっとひどい  
なんせ冬は雪が深いので茅葺もしくはトタン包みの家ばかり  
数年前までは朽ちはてた無住の茅葺屋根がそこかしこにあった  
が、今は防災の為に取り除かれている    

そんなチョー過疎の在所に和歌山市から若い夫婦がやってきて住みついた  
なんとー、もの好きなー(^^   
  
いやいや、最近は「癒し」というんだって?  
  
都会の喧騒に疲れて  
やってきました  
ここの自然の移ろいは感動です        
街には遠いけどちょっと不自由な生活もいいもんです、  
と薪割りをしていたご亭主が笑った    
  
茅葺の一軒やを改造して茶屋『月空』をオープンさせたのは先月  
冬の寒さはきっと想像以上だろう  
それに閉口して山育ちが山を下りて行くんだから  

本当いいますと、  
ワタクシひそかにここを「紀州の秘境」と命名してブックマークしてるんです^^
和歌山市内から来たお二人さん、ここの良さがわかるあんたらは偉い!  
      

i0 i1 i2 (1) 日光のいろは坂もかくやのヘアピンカーブを登る  
短野(みじかの)から堀越観音への山道(車で約15分)途中  
(2) 呪文のようなヘンテコリンな写真展の案内状  

「去伽羅婆阿」って、宇宙っていう意味だってヨ   
(3) 紀州と泉州の国境「蔵王峠(ざおうとうげ)」は標高850m  

一歩進むと大阪府   

枯れ落ち葉が自然に腐葉土になっていく(集めて持って帰りたいよー)    
 
婆誰坂の家庭菜園 和歌山
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